EVにはEV用タイヤが必要?EV専用タイヤについて考える

EV専用タイヤについて考える

まさぴよ

こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです

助手

このまえ、EV専用タイヤが販売されているニュースを見たよ

助手

EVには専用のタイヤをつけないといけないのかな?

まさぴよ

EV専用タイヤがどんなものなのか、
見ていこう

目次

EV(電気自動車)の特性は?

EV(電気自動車)はモーターで発進から最大トルクを発生させる

少しずつですが、EV(電気自動車)が普及してきましたね。これまでのエンジン動力で走っていた車とは違い、EVはスタートから最大トルクを発生する特性があります。そのため、発進加速からなめらかに走り始めることができます。

エンジン回転数が高くなることに比例して、トルクが上がってくるこれまでのエンジン搭載車とはトルクの出方が大きく違います。発進時には、停止状態から最大トルクを路面につたえるためにエンジン車よりもよりグリップ力が必要になります。

 EV(電気自動車)もエンジン車も、動力はちがいますがタイヤが4本ついていますよね。道路に動力をつたえるのは両方ともタイヤがないと伝わりません。これまでは、燃費がいいタイヤ、グリップ力の高いタイヤなど好みや車ごとの特性に合わせてタイヤが開発されてきました。

近年はHEV(ハイブリッド車)もふくめて、電動駆動する車が増えてきました。このことで、発進加速から強力な加速することに対応するタイヤが必要となってきました。また、電費をよくするほかにもバッテリー搭載で重くなる車重にも対応しなければなりません。

重い車重と大トルクに対応

 これからますます増えていく可能性がたかいEV(電気自動車)・HEV(ハイブリッド車)ですが、やはりバッテリーを搭載していることでエンジン車よりも車重が重くなります。車重が増えることでタイヤへの負担も大きくなります。車重をささえる剛性と、電費をかせぐための軽量化・より転がり抵抗も減らすという、これまでとは違うタイヤづくりを各メーカーが始めようとしています。

さらに、エンジン音がしないためにロードノイズが目立たないように静粛性もたかめていかないといけません。

これらの特性をクリアしながら、タイヤの寿命も確保しないといけないので大変ですね。

EV(電気自動車)用タイヤは?

 これまでとは大きく変わるタイヤづくりですが、すでにいくつかのEV(電気自動車)向けタイヤが発売されました。

ミシュラン

日本でも、モータースポーツ好きに人気のメーカーです。普及をすすめているヨーロッパのタイヤメーカーとして、さっそくEV(電気自動車)向けタイヤを開発し販売しています。

e·PRIMACY

MICHELIN e·PRIMACY(イー プライマシー) | 日本ミシュランタイヤ

ミシュランがモーター走行も快適に行えるように開発した、低燃費タイヤです。

独自のトレッドパターンにより静粛性を向上させた「サイレント・リブテクノロジー」を採用し、モーター走行時も静かに快適な走行をすることができます。

ピレリ

F1へのタイヤ供給など、高級車にも採用されているタイヤを製造しているメーカーです。普及がすすむヨーロッパのタイヤメーカーとしてこちらもEV(電気自動車)向けタイヤを開発・販売しています。

P Zeroエレクト

EVやPHEV向けに開発されたピレリのEVタイヤブランド「エレクト」シリーズのタイヤです。瞬間的に立ち上がるトルク・バッテリーによる重量増にも対応するハイパフォーマンス向けのタイヤです。

ブリヂストン

日本を代表するタイヤメーカー・ブリヂストンからも低転がり抵抗・静粛性を向上させたEV向けタイヤが販売されています。

エコピアEV-01(ECOPIA EV-01)

比較的低価格・低燃費タイヤのエコピアシリーズに静粛性とタイヤライフを向上させたモデルです。

ブリヂストンの「ナノプロ・テック」により、エネルギーロスを低減し、ショルダー部の剛性を向上することでタイヤライフも確保しています。

まとめ

 これから普及していくEV(電気自動車)向けタイヤについてまとめました。

普及を促進しているヨーロッパなどの海外メーカーが開発がすすんでいるようですね。日本メーカーはこれから開発や販売計画を策定する段階なのでかなり遅れてしまっています。

本格的なEV(電気自動車)の普及までには、日本メーカーも販売を間に合わせてほしいです。

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