スーパーGT Rd.3 鈴鹿サーキットの観戦レポート
こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです
鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGTの決勝のレポートをするよ
450㎞の長いレースはどうなったのかな?
スーパーGT Rd.3 鈴鹿 決勝
予選の翌日、ドライコンディションで決勝が行われました。
どんな結果になったのか、さっそく振り返ってみましょう。
GT500クラス
決勝は予選日よりも雲がおおいものの、気温28℃と高い気温コンディションで決勝がスタートしました。
GT500クラスから順調にスタートをしていき、予選順位のまま周回を消化していく展開となりました。
ヘアピンで「UPGARAGE NSX GT3」のリアタイヤが外れるアクシデントが発生したため、FCYが導入された後SCへと変更されました。大きな混乱もなく、13周目にレースは再開されました。
レースが動き始めたのは、27周目。「WedsSport ADVAN GR Supra」がピットイン。トップを走る36号車「au TOM’S GR Supra」が30周目にピットインし、コースに復帰すると「WedsSport ADVAN GR Supra」が逆転しアンダーカット成功。これで19号車がタイヤ交換組のトップに立ちます。
すでに1回目のピットストップでドライバー交代を終えていた「WedsSport ADVAN GR Supra」は47周目に2度目のピットストップを敢行し、短い作業時間でコースに復帰した時には、ピット2回消化したチームのなかでトップに浮上しました。
見かけ上のトップを走行していた「Niterra MOTUL Z」が2回目のピットストップを長引かせているなか、59周目に今回のレース最大のアクシデントが発生します。
シケイン飛び込みのブレーキングで「MOTUL AUTECH Z」が、「Bamboo Airways ランボルギーニ GT3」「apr GR86 GT」と絡んでのクラッシュが発生します。すぐにSC導入が宣言されましたが、クラッシュによるコース復旧のために赤旗中断となりました。そのまま再開不可能と判断され、60周完了時点でレース終了の大荒れのレースとなりました。
レース終了後、「Niterra MOTUL Z」が優勝と発表されました。しかし、ピットストップを1回しかしていないのでほかのチームから抗議されます。結果、2回ピットストップ完了組の「WedsSport ADVAN GR Supra」が優勝と訂正されています。
ピットストップ消化義務について、明文化されていなかったのが混乱の原因のようです。このあたり規則でしっかり決めてほしいものですね。
順位 | チーム | 車両 | タイヤ | ベストタイム |
1 | WedsSport ADVAN GR Supra | TOYOTA GR Supra GT500 | ヨコハマ | 1’49.436 |
2 | au TOM’S GR Supra | TOYOTA GR Supra GT500 | ブリヂストン | 1’48.321 |
3 | MARELLI IMPUL Z | Nissan Z GT500 | ブリヂストン | 1’49.914 |
GT300クラス
GT500クラスにつづいてGT300クラスがスタートします。
ポールポジションを獲得した「SUBARU BRZ R&D SPORT」が序盤からペースをあげることに成功し、序盤に2位と6秒以上の差をつける圧倒的なペースで周回を重ねていきます。
「Studie BMW M4」「muta Racing GR86 GT」「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」が開始早々にピットストップを行いました。2回のピット消化義務があるとはいえかなりの変則ピットストップ作戦をおこないました。
これで下位にしずむものの、「UPGARAGE NSX GT3」のリアタイヤが外れるアクシデントが発生しセーフティカーが導入されることにより差がなくなりました。
1回目のピットストップが終わった後は、「SUBARU BRZ R&D SPORT」が1分以上も遅れる結果となりピットストップ作戦により明暗が分かれました。
ここからは、レース開始早々にピットストップを敢行した 「Studie BMW M4」「muta Racing GR86 GT」「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」3台によるトップ争いとなりました。
終盤までトップを走行していた「muta Racing GR86 GT」ですが、コース上で「Studie BMW M4」にオーバーテイクされてしまいます。その後、2台で接近バトルが続きました。その間に「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」も接近し、3台によるトップ争いとなります。
そして、59周目にシケイン飛び込みのブレーキングで「MOTUL AUTECH Z」が、「Bamboo Airways ランボルギーニ GT3」「apr GR86 GT」と絡んでのクラッシュが発生します。
そのままレースが終了したため、「Studie BMW M4」が優勝、2位に「muta Racing GR86 GT」、3位に「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」という結果になりました。
順位 | チーム | 車両 | タイヤ | ベストタイム |
1 | Studie BMW M4 | BMW M4 GT3 | ミシュラン | 2’01.391 |
2 | muta Racing GR86 GT | TOYOTA GR86 | ブリヂストン | 2’00.781 |
3 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT | TOYOTA GR Supra | ブリヂストン | 2’00.717 |
まとめ
終盤までトラブルがありつつも接近したバトルがたのしめました。
今回、おおきなクラッシュが起きてしまいレースが赤旗終了となり残念な結果となりました。GT500クラスについては暫定のレース結果となりもう少し正式決定まで時間がかかりそうです。
なによりもクラッシュに遭遇したドライバーはみなさん、命があるということが幸いでした。また、熱い夏のバトルを楽しみにしましょう。
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