軽EV・サクラにスタッドレスタイヤを取り付ける

ニッサンの軽EV・サクラにスタッドレスタイヤを取り付ける

さて、12月も半分が過ぎてきてそろそろ寒波が来そうです。暖冬傾向だったので先延ばしにしていたスタッドレスタイヤを取り付けようと行動しました。

ジャッキポイントの確認

サマータイヤからスタッドレスタイヤへ交換するために、まずはサクラのジャッキポイントを確認しましょう。

日産：日産サクラ [ NISSAN SAKURA ] スペシャル 取扱説明書 ｜ ジャッキアップポイント

サクラの取扱説明書には前輪の後ろ側・後輪の前側に切り欠きがあるところがジャッキポイントとして解説されています。

実際はこんな感じで独特な形状をした箇所がありますのでここにジャッキを当てます。ぼくは油圧式のフロアジャッキを愛用していますのでジャッキポイント用アタッチメントを取り付けた状態でジャッキアップしていきます。

ジャッキアップする際はかならず対角線上のタイヤへタイヤ止めをつけましょう。不意に動く可能性がありますので安全のためにもかならず取り付けましょうね。

サマータイヤを取り外す

無事にジャッキアップできたら、サマータイヤを取り外していきます。ちなみに、フロントタイヤはジャッキアップしてからホイールナットを取りはずそうとすると空転する可能性がありますのでジャッキアップ前に少しだけ緩めて作業をしています。

作業性を上げるために、作業するタイヤ付近に取り付けるタイヤを準備しています。このあたりは個人の作業スタイルですね。ホイールナットを締めたり、緩めたりするのにクロスレンチを使用しています。

使用するナットサイズは21mmですよ。

クロスレンチのほかにも、アルミホイール用のソケットレンチもあります。

使ったことはないのですが、たまにインパクトレンチでされている方もいますね。緩まないときは、こういた工具を使うことも大事ですね。

そんなこんなで取り外しが完了しました。

スタッドレスタイヤを取り付ける

サマータイヤが取り外せたら、スタッドレスタイヤを取り付けます。

今回は購入の際にサービスしていただいた「BLIZZAK VRX3　155/65R14 75Q」を取り付けていきますよ。

ブリヂストンの最新スタッドレスタイヤですので、雪が降っても安心感が高いかと期待しています。

サクラは４穴のホイールですので、対角線上にボルト締めこんでいきます。

こうすることで均一に締めこんでいくことができます。ジャッキアップした状態である程度まで締めこんだら、ジャッキからおろして本締めを行います。

走行中にナットが外れると、ホイールごと外れて大惨事になりますのでトルクレンチを使用して規定トルクで締めこむようにしましょう。

サクラのホイールナットの締め込みトルクの規定値は、98N・mですので、トルク値をセットしたらカチカチ音がなるまで締め込みましょう。

規定空気圧まで空気を充填する

無事にタイヤを取り付けるとこまで完了しましたが、まだ終わりではありません。

最後にタイヤの空気圧を適正値まで調整することで完了します。ぼくはちかくのガソリンスタンドまで行って空気を充填しました。走行後なので、指定空気圧の2.6kg/cm²より高めの2.7㎏/cm²で調整しました。Amazonなどで空気入れが売られていますので、買ってしまってもいいかもしれませんね。

まとめ

そろそろ雪が降りそうな天気予報なのでいつも通りDIYでタイヤ交換を行いました。しっかりポイントを抑えておこなえば難しいものではないかと思います。

しかし、少しでも不安がある方はプロに作業をお願いしましょうね。