OSAKA MOBILITY SHOW 2023に行ってきた

BYDとは？

今回は大阪モーターショー「OSAKA MOBILITY SHOW 2023」へ行ってきました。

国内メーカーから輸入車メーカーまで、普段は見れないような車やコンセプトカーなどが展示されて実際に乗り込んだり間近で見ることができるイベントです。

その大阪モーターショー「OSAKA MOBILITY SHOW 2023」で日本導入がされて話題の中国メーカー「BYD」も展示されていたのでじっくり見てきました。

中国のEVメーカー「BYD」

「BYD」は中国で起業されたEVメーカーです。中国では、とにかくEVを増やそうといろいろなメーカーが立ち上がっておりその中の一つ、大手メーカーとしてEVがこれから普及していくであろう日本市場へ導入されました。

もともとはバッテリーを製造していたものの、バス・フォークリフトなどで実績を積んでおり中国定番の低価格を武器に自動車市場へも参入を開始しています。

BYD ATTO 3

最初に導入された「BYD ATTO 3」。

こちらはいわゆるSUVタイプとして販売されました。

ボディサイズは全長4,455x全幅1,875x全高1,615㎜と全幅がすこし大きい以外は日本でも使いやすい大きさとなっています。

ラゲッジスペースも大きく日常使いも楽々使えそうですね。

ドアノブが独特の形状をしていますので、好みが分かれそうですが使用感はかるく指もかかりやすいので思いのほか使いやすそうです。

BYD ATTO 3 | BYD Auto Japan株式会社

シートは少し柔らかめですので、スポーティー路線ではなさそうです。ただしっかり体を包み込む感覚ですので移動は快適にこなせそうでした。

グレードは1グレードで、価格は4,400,000円となっています。航続可能距離470㎞と考えると安いのかな、という価格設定ですね。

BYD DOLPHIN

あたらしく日本で発売された「BYD DOLPHIN」も展示されていました。

こちらはベーシックなコンパクトカーとしての位置づけですね。

ボディサイズは全長4,290x全幅1,770x全高1,550㎜とBYD ATTO 3より一回り小さいので、より日本での使い勝手はよさそうですね。一般的な機械式駐車場にも入れるサイズとなっています。

BYD DOLPHIN | BYD Auto Japan株式会社

外観は丸みをおびたコンパクトカールックですが、内装はかなり気合が入ってますね。コラム式？シフトレバーとセンターコンソールがブリッジ状のデザインとなっていました。

BYD DOLPHIN | BYD Auto Japan株式会社

ラゲッジスペースはボディサイズなりにコンパクトなサイズですが、必要十分です。ラゲッジ下スペースの写真を撮り忘れましたがかなり深いので、実際は容量以上にものが入れられそうです。ドアノブはかなり特徴的ですね。開け閉めに問題はなかったのですが、形状は好みが分かれそうです。

グレードは2グレードが採用されています。

	BYD DOLPHIN	BYD DOLPHIN Long Range
全長×全幅×全高 （ｍｍ）	4,290×1,770×1,550×2,700
⾞両重量 (kg)	1,520	1,680
バッテリー容量 （kWh）	44.9	58.56
航続可能距離 （km）	400	476
定格出⼒ (kW)	35	65
最⾼出⼒(ネット値) （ kW(Ps) / rpm）	70(95) / 3,714 – 14,000	150(204) / 5,000 – 9,000
最⼤トルク(ネット値)  （N・m(kgm) / rpm）	180(18.4) / 0 – 3,714	310(31.6) / 0 – 4,433
価格	￥3,630,000	￥4,070,000

「BYD DOLPHIN Long Range」ほぼ4,000,000円の価格で航続距離が476㎞を達成しており、コストパフォーマンスの高いモデルとなっています。

BYD SEAL

2024年に導入予定の「BYD SEAL」も展示されていました。

ボディサイズは全長4,800x全幅1,875x全高1,460㎜とかなり大型となっています。セダンボディとなっており、全高が低く後席に乗ると頭とすこし天井に擦れていました。どちらかというと前席優先のセダンなのか？

ドアノブは飛び出すタイプとなっています。

トランクはオートで開閉ができ、高さもそれほど低すぎないので荷物の上げ下ろしは快適に行えそうです。

価格などは公表されていませんでしたが、早いタイミングで公開されるのか気になります。

まとめ

今回は「OSAKA MOBILITY SHOW 2023」でBYDの実車を観てきました。ディーラーはまだまだこれから増えてくるのでしょうけど、近くで見ることが出来て良かったです。

質感など、もうすこし安っぽいのかな？と思っていましたがそんなことはないですね。日本車にはない、独特のデザインがされていてすごく新鮮でした。

価格も安く抑えられていて、これから台数が増えていきそうですね。