普通自動二輪免許で乗れる！国内メーカーのフルカウル400㏄クラスのバイクをまとめた！

国内メーカーのフルカウル400㏄クラスとは？

日本のバイクメーカーは、400㏄クラスのフルカウルスポーツバイク市場で高い評価を受けています。これらのバイクは、優れた性能、洗練されたデザイン、そして日本の精密なエンジニアリングの象徴です。Honda、カワサキ、ヤマハの各モデルは、それぞれ独自の特徴を持ち、ライダーに快適な乗り心地とエキサイティングな走りを提供します。

ホンダ・CBR400R

Honda CBR400Rは、優れたハンドリングとバランスの取れたパワーを提供することで知られています。このバイクは、日常の通勤からウィークエンドのツーリングまで、幅広いシーンで活躍します。また、Hondaの安全技術が組み込まれており、初心者から経験豊富なライダーまでを魅了しています。

Honda CBR400Rの概要:
Honda CBR400Rは、スポーティな走りと日常の使いやすさを兼ね備えた400ccクラスのフルカウルスポーツバイクです。2024年モデルでは、”Modern Racing Art”を開発コンセプトに掲げ、CBRシリーズのDNAを感じるスタイリングへと進化しています。

主要な特徴:

• エンジン: 水冷4ストロークDOHC4バルブの並列2気筒エンジンを搭載し、総排気量は399ccです。このエンジンは、180度クランクを採用しており、パルス感のある走りを楽しむことができます。
• シャシー: 軽量で剛性バランスの取れたΦ35mm鋼管を使用したトレリスタイプのスチール製ダイヤモンドフレームを採用しています。これにより、卓越した運動性と快適さを両立しています。
• サスペンション: 前輪にはΦ41mmのショーワ製SFF-BPフォークを、後輪には高い路面追従性を持つ分離加圧式のシングルチューブタイプのリアサスペンションを装備しています。
• ブレーキ: ニッシン製のラジアルマウントキャリパーとΦ296mmのダブルディスクを前輪に装備し、優れた制動力を提供します。
• 電装: ホンダセレクタブルトルクコントロール（HSTC）を新たに装備し、安全性を高めています。また、5インチのフルカラーTFTメーターにより、豊富な情報を見やすく表示します。
• Honda RoadSync: スマートフォンと車両を連携させ、音楽再生やナビゲーションなどの操作を可能にするシステムを導入しています。

CBR400R | Honda公式サイト

デザイン:

• カウル: カウル類とヘッドライト、テールランプの形状が変更され、左右のミドルカウルに設けたダクトの内側にはウイングレットを配置し、CBR1000RR-R直系のDNAを感じさせるデザインとなっています。
• カラーバリエーション: グランプリレッドとマットバリスティックブラックメタリックの2色が用意されています。

CBR400R | Honda公式サイト

Honda CBR400Rは、スポーツバイクの性能と日常使いの便利さを兼ね備えた、バランスの良いバイクです。都市部での取り回しやすさと、週末のツーリングでの楽しさを提供することで、多くのライダーに適しています。

カワサキ・ZX-4R/ZX-4RR

カワサキ ZX-4Rは、レーストラックからインスピレーションを受けたデザインと、高性能な4気筒エンジンが特徴です。このバイクは、スリリングな加速とシャープなコーナリングを可能にし、スポーツライディングの楽しさを存分に味わうことができます。

カワサキ Ninja ZX-4Rの概要:
カワサキ Ninja ZX-4Rは、400ccクラスのスーパースポーツバイクで、高回転型の399cm³水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載しています。このバイクは、250ccクラスの車体にこのパワフルなエンジンを搭載することで、サーキットでもストリートでも優れたパフォーマンスを発揮します。

主要な特長:

• エンジン: 新設計の399cm³水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブエンジンは、クラストップレベルのパワーと、15,000回転を超える高回転域を実現しています。ラムエアシステムを搭載し、59kW (80PS) のパワーを発揮します。
• シャーシ: スーパーバイク世界選手権を戦うカワサキのファクトリーマシンNinja ZX-10RRからフィードバックを得て開発されたシャーシデザインを採用しており、世界トップレベルのレースで培ったシャーシの設計思考を400ccクラスモデルにも反映しています。
• サスペンション: φ37mmショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークと、ショーワ製BFRC liteショックアブソーバー搭載ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを装備しています。
• ブレーキ: ラジアルマウントモノブロックキャリパーとφ290mmダブルセミフローティングブレーキディスクを採用しており、優れた制動力を提供します。
• 電装: インテグレーテッドライディングモード（KTRCとパワーモードを連携する包括的なモードセレクト機能）、アップ/ダウン対応のクイックシフター、サーキットモード搭載TFTカラーインストゥルメントパネル、スマートフォン接続機能など、一クラス上のスタイリングと高機能装備を備えています。

2024 NINJA ZX-4RR KRT EDITION モーターサイクル |株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)

デザイン:

• Ninja ZX-4Rは、力強さと高い運動性能を秘めたオーラを放つアグレッシブなスタイリングを特徴としています。Ninja ZXシリーズのアグレッシブさを受け継ぐデザインで、スーパースポーツならではのハンドリングとコントロール性を提供します。

2024 NINJA ZX-4RR KRT EDITION モーターサイクル |株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)

カワサキ Ninja ZX-4Rは、スーパースポーツバイクとしての高性能と、日常使用における扱いやすさを兼ね備えています。サーキットでのレース感覚を味わいたいライダーにとって、このバイクは理想的な選択と言えるでしょう。

ヤマハ・YZF-R3

ヤマハ YZF-R3は、スリムなボディと軽量なフレームが特徴で、特に都市部での取り回しやすさが際立っています。このモデルは、スポーティながらも快適なライディングポジションを提供し、長時間のライディングでも疲れにくい設計となっています。

もちろんです。ヤマハ YZF-R3に関する詳細情報を以下にまとめました。

ヤマハ YZF-R3の概要:
ヤマハ YZF-R3は、スポーツバイクの楽しさと日常の使いやすさを兼ね備えたモデルです。レースマシンYZR-M1をイメージしたスタイリッシュなデザインと、都市部での取り回しやすさが特徴です。320ccの水冷並列ツインエンジンを搭載し、スムーズなパワーデリバリーと優れた燃費性能を実現しています。

主要な特長:

• エンジン: 320ccの水冷4ストロークDOHC並列2気筒エンジンは、42PSの最高出力と30N・mの最大トルクを発揮します。これにより、市街地からワインディングロードまで、幅広いシーンで力強い走りを楽しむことができます。
• シャーシ: 軽量でコンパクトなダイヤモンド型フレームを採用し、優れたハンドリングと安定性を提供します。また、倒立式フロントフォークとモノショックリアサスペンションにより、快適な乗り心地とレスポンシブなライディングフィールを実現しています。
• ブレーキ: 前輪にはΦ298mm油圧式シングルディスクブレーキを、後輪には油圧式ディスクブレーキを装備し、確実な制動力を提供します。ABSも標準装備されており、安全性が高められています。
• 電装: フルLEDライティングシステムを採用し、視認性と耐久性に優れています。また、フル液晶メーターが豊富な情報を見やすく表示し、現代的なライディングサポートを提供します。

YZF-R3/YZF-R25 – バイク・スクーター | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

デザイン:

• YZF-R3は、ヤマハのレースマシンYZR-M1をイメージしたデザインが特徴で、スポーティな外観を持ちながらも、日常使用における快適性を損なわないスタイリングを実現しています。カラーバリエーションには、ダークブルーイッシュパープルメタリック3（パープル）、ディープパープリッシュブルーメタリックC（ブルー）、ブラックメタリック12（ブラック）があります。

YZF-R3/YZF-R25 – バイク・スクーター | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

ヤマハ YZF-R3は、スポーツバイクとしてのエキサイティングな走りと、日常の使い勝手を両立させたバイクです。都市部での取り回しやすさと、週末のツーリングでの楽しさを提供することで、多くのライダーに適しています。

スペックはこちら

スペック	Honda CBR400R	カワサキ ZX-4R	ヤマハ YZF-R3
全長×全幅×全高 (mm)	2,080×760×1,145	1,990x765x1,110	2,090×730×1,140
ホイールベース (mm)	1,410	1,380	1,380
シート高 (mm)	785	800	780
車両重量 (kg)	191	188	169
エンジン	399cc 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒	399cc 水冷4ストローク並列4気筒	321cc 水冷4ストロークDOHC直列2気筒
最高出力 (kW [PS]/rpm)	34[46]/9,000	57[77] / 14,500 59[80] / 14,500 (ラム圧加給時)	31[42]/10,750
最大トルク (N・m [kgf・m]/rpm)	38[3.9]/7,500	39[40]/13,000	30[3.1]/9,000
燃料タンク容量 (L)	17	15	14
燃料消費率 (km/L)	28.1 (WMTCモード値)	20.4 (WMTCモード値)	25.4 (WMTCモード値)
メーカー希望小売価格 (円)	863,500	1,122,000～	726,000

カワサキ ZX-4R/ZX-4RRはZX-4RRのものを使用しています。これらのバイクはそれぞれに特徴があり、選択する際にはご自身の用途や好みに合わせて検討すると良いでしょう。

まとめ

Honda CBR400Rは、日常の使い勝手とスポーツライディングの楽しさを兼ね備えたバイクです。399ccのエンジンは、都市部での取り回しやすさと高速道路での安定した走りを提供します。また、Hondaの安全技術と快適なライディングポジションは、長時間のツーリングでも疲れにくい設計となっています。

カワサキ ZX-4Rは、レーストラックでの経験をストリートに持ち込んだモデルです。399ccの高回転型4気筒エンジンは、サーキットでの使用を想定したパワフルな走りを実現し、シャープなハンドリングと優れたコーナリング性能を提供します。また、最新の電子制御技術がライダーをサポートし、より安全で快適なライディングを実現します。

ヤマハ YZF-R3は、スリムなボディと軽量なフレームが特徴で、特に都市部での取り回しやすさが際立っています。320ccのエンジンは、スムーズなパワーデリバリーと優れた燃費性能を実現し、日常の通勤から週末のツーリングまで幅広いシーンで活躍します。

これらのバイクは、日本の精密なエンジニアリングと先進の技術を反映しており、400㏄クラスのフルカウルバイクとしては非常にバランスが取れています。Honda CBR400Rはその扱いやすさ、カワサキ ZX-4Rはそのパフォーマンス、ヤマハ YZF-R3はそのスタイリングと使い勝手の良さで、それぞれが異なるタイプのライダーに適しています。バイク選びの際には、これらのモデルをぜひ検討してみてください。彼らは日本の道路環境に適したサイズ感と、世界レベルのパフォーマンスを兼ね備えており、多様なライダーのニーズに応えることができます。