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ブログ管理人のまさぴよです
スズキのスペーシアがフルモデルチェンジしました
どんな進化をしたのかみてみましょう
軽自動車といえば、小回りが利く、維持費が安い、駐車場が見つかりやすいなどのメリットがありますが、室内空間が狭い、パワーが足りない、安全性が低いなどのデメリットもありました。しかし、最近の軽自動車は、そんなデメリットを克服し、快適性や環境性能、安全性などが大幅に向上しています。その中でも、スズキから発売された新型スペーシアは、軽自動車の新しい魅力を体感できるモデルです。今回は、新型スペーシアの魅力を詳しく紹介していきます。
スペーシアの背景と特徴
スペーシアは、2013年に初代モデルが発売された軽ハイトワゴンです。その特徴は、軽自動車とは思えないほどの広々とした室内空間と、低燃費を実現するマイルドハイブリッドシステムです。初代モデルは、累計で約50万台もの販売実績を誇り、軽自動車市場の人気車種となりました。
スズキ スペーシアの歴代モデル・グレード一覧|自動車カタログ (motor-fan.jp)
2023年3月に発売された新型スペーシアは、初代モデルの良さを受け継ぎながら、さらに進化したモデルです。新型スペーシアは、デザインが一新され、よりスタイリッシュで個性的な外観になりました。エンジンがターボ化され、パワーとトルクが向上しました。新予防安全システムが搭載され、市街地から高速道路まで運転をサポートします。スズキコネクトが導入され、スマートフォンと連携して安心・快適・便利なカーライフを提供します。これらの改良により、新型スペーシアは、軽自動車の枠を超えた高い魅力を持つモデルとなりました。
スペーシア 価格・グレード|スズキ (suzuki.co.jp)
スペーシアのデザインとカラー
新型スペーシアのデザインは、初代モデルと比べて大きく変わりました。フロントマスクは、大型のヘッドライトとグリルが一体化した「ワイド&ビッグ」なデザインになり、迫力と存在感が増しました。サイドビューは、ボディサイドに凹凸をつけることで、立体感と動きを表現しました。リアビューは、ヘッドライトと同じ形状のテールランプが目を引くデザインになりました。
スペーシア 外観|スズキ (suzuki.co.jp)
新型スペーシアは、通常のスペーシアと、よりスポーティーなスペーシアカスタムの2種類があります。スペーシアカスタムは、フロントバンパー、グリル、ヘッドライト、テールランプなどが専用のものになり、ブラックのアクセントが施されています。また、アルミホイールやルーフスポイラーなども装備されています。
スペーシア 外観|スズキ (suzuki.co.jp)
新型スペーシアは、カラーバリエーションも豊富です。
スペーシアは、ミモザイエローパールメタリック、トーニーブラウンメタリック、オフブルーメタリック、コーラルオレンジメタリック、ピュアホワイトパール、ブルーイッシュブラックパール3、シフォンアイボリーメタリック、モスグレーメタリックの8色があります。
スペーシアカスタムは、ピュアホワイトパール、インディゴブルーメタリック2、スチールシルバーメタリック、フェニックスレッドパール、アーバンブラウンパールメタリック、ブルーイッシュブラックパール3、クールカーキパールメタリックの7色があります。
また、スペーシアとスペーシアカスタムの一部のグレードでは、2トーンルーフ仕様も選べます。2トーンルーフ仕様は、ルーフ、ホイール、ミラーカバーなどが異なるデザインで、より個性的な印象になります。
スペーシア 外観|スズキ (suzuki.co.jp)
スペーシアのエンジンと燃費
新型スペーシアのエンジンは、ノーマルグレードは自然吸気エンジン、カスタムは自然吸気、ターボエンジンが設定されています。ターボエンジンは、排気量は0.66Lと同じですが、最高出力は47kW(64PS)、最大トルクは98N・m(10.0kgf・m)と、自然吸気モデルの36kW(49PS)、40N・m(4.1kgf・m)に比べて大幅に向上してます。これにより、加速性能や登坂性能が高まり、快適な走行ができます。
また、新型スペーシアは、マイルドハイブリッドシステムを全車に標準装備しました。マイルドハイブリッドシステムは、エンジンの始動や加速時にモーターがアシストすることで、燃費を向上させるシステムです。新型スペーシアの燃費は、WLTC燃費が自然吸気モデルで25.1km/L、ターボモデルで21.9km/Lと改善されました。
スペーシアの車体とサスペンション
新型スペーシアのサイズは、全長は3,395mm、全幅は1,475mm、全高は1,785mmと、ほぼ変わらないサイズですが、ホイールベースは2,460mmと延長されました。これにより、室内空間が広くなり、後席の足元もゆったりとしたものになりました。
これまで通り、リアシートのスライド・リクライニングのほかにも、マルチユースフラップを装備しました。リアシート座面に装備されており、オットマンとしても、荷物のずり落ち防止にも使える便利な機能をもたせています。
スペーシア 室内空間|スズキ (suzuki.co.jp)
また、新型スペーシアは、サスペンションの改良も行いました。フロントはストラット式、リアはトーションビーム式のサスペンションを採用し、乗り心地や操縦安定性を高めました。タイヤサイズは、スペーシアは155/65R14、スペーシアカスタム(XSターボ、XS)は165/55R15となっています。
スペーシアの安全性能と電子制御機能
新型スペーシアは、安全性能も大きく向上しました。衝突安全ボディ「TECT」を採用し、衝突時の乗員保護性能を高めました。また、エアバッグやABS、ESCなどの基本的な安全装備に加えて、新予防安全システムを搭載しました。新予防安全システムは、単眼カメラとミリ波レーダー、超音波レーダーを組み合わせて、前方の車両や歩行者、自転車などを検知し、衝突回避や被害軽減をサポートするシステムです。具体的には、以下の機能があります。
スペーシア 安全装備|スズキ (suzuki.co.jp)
- 衝突被害軽減ブレーキ:前方の車両や歩行者、自転車に衝突する危険があると判断した場合、ブザーと表示で警告し、必要に応じて自動ブレーキを作動させます。
- 車線逸脱警報機能:車線をはみ出そうとした場合、ブザーと表示で警告します。
- 車線逸脱制御機能:車線をはみ出そうとした場合、ブレーキやステアリングを制御して車線内に戻そうとします。
- すれ違い支援機能:対向車が近づいていると判断した場合、ブザーと表示で警告し、必要に応じて自動ブレーキを作動させます。
- ハイビームアシスト:対向車や先行車の有無を検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
- アダプティブクルーズコントロール:設定した車間距離を保ちながら、先行車に追従して加速・減速・停止します。
- レーントレーシングアシスト:車線を認識して、ステアリング操作を支援します(アダプティブクルーズコントロール作動時のみ)。
- 標識認識機能:速度制限や一時停止などの標識を認識して、メーターに表示します。
- ふらつき警報機能:車線内でのふらつきや車線逸脱の回数が多い場合、休憩を促す警告を出します。
スペーシアのアクセサリーの種類と特徴
新型スペーシアのアクセサリーは、初代モデルに比べて多彩になりました。
例えば、LEDルームランプは、室内の照明を明るくて省エネなLEDに変更することで、雰囲気を演出するアクセサリーです。
サイドバイザーは、窓を少し開けたまま走行できるようにすることで、雨や風の侵入を防ぎながら、快適な換気を可能にするアクセサリーです。
フロアマットは、床面を汚れや傷から守るとともに、足元の快適さを高めるアクセサリーです。
ドアミラーカバーは、ドアミラーの外側にカバーを取り付けることで、デザイン性と耐久性を向上させるアクセサリーです。
スズキコネクトの機能とメリット
新型スペーシアのアクセサリーの中でも、特に注目したいのが、スズキコネクトです。スズキコネクトは、スマートフォンと連携して、安心・快適・便利なカーライフを提供する機能です。スズキコネクトには、以下のような機能があります。
スズキコネクト機能
- スズキ緊急通報
- スズキトラブルサポート
- エアコン操作
- ドアロック・ハザード消灯
- 駐車位置確認
- 運転履歴
- 警告灯点灯通知
- セキュリティ通知
- 点検通知
- 見守り通知
- ユーザー間共有設定
これらの機能は、スペーシアとスペーシアカスタムの一部のグレードに標準装備されています。スズキコネクトを使えば、スマートフォンで車の状態や位置を確認したり、ナビ情報を見たり、ドアやエアコンを操作したりすることができます。また、事故や故障の際には、自動的に救急やロードサービスに連絡することができます。対応ナビであれば、画面上にも表示することができます。
初度検査・登録年月より3年間は無料で使用することができます。3年以降は基本プランで330円、オプションプランで550円が必要になります。
スズキコネクト|スズキ (suzuki.co.jp)
まとめ
新型スペーシアは、デザインやエンジン、安全性能などが大幅に進化した軽自動車です。また、スズキコネクトやその他のアクセサリーにより、カーライフをさらに快適にすることができます。スペーシアは、軽自動車とは思えないほどの広々とした室内空間と、低燃費を実現するマイルドハイブリッドシステムも備えています。スペーシアは、軽自動車の新しい魅力を体感できるモデルです。ぜひ、試乗してみてください。
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