新型NBOXノーマル・カスタムを試乗してきた
こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです
フルモデルチェンジした新型NBOXをさっそく試乗してきたよ
モデルチェンジしたNBOXはどんな感じなのかな?
新型NBOX 発売
日本で一番売れていたホンダ・NBOXがついに3代目へフルモデルチェンジしました。初のマルチビューカメラが設定されたり、よりシンプルで使いやすいを目標に開発された新型NBOXを発売早々に試乗してきました。
愛車・シビックハッチバック(FK7)でお世話になっているディーラーでの試乗ですので、市街地を15分程度の試乗となります。
発売前から見積もりはとれる状態でしたので、そちらの記事も参考にしてくださいね。
今回も、外観のデザインやカラーの違いで「ノーマル」「カスタム」の2つのモデルが用意されています。
ノーマルは「ターボ無し(NA)」のみ、カスタムは「ターボ無し(NA)」「ターボ有り」の2種類のエンジンモデルのラインナップとなります。今回は、「ノーマル」・「カスタム(NA)」モデルを試乗してきました。
それでは、実車の写真も織り交ぜながら、試乗レビューを書いていきます。
外観・内装レビュー
まずは、実際に車内を確認した感想からです。以前、展示車両の見学はしましたがすこし離れた位置からの見学で、内装がじっくり見れなかったのであらためて確認しましょう。
外装
動画や実車とみられている方も多いと思いますので、外装はさらっといきますね。
「ノーマル」「カスタム」の大きな違いは、ヘッドライトとデイタイムランニングライト(DRL)とグリルが変わります。テールランプはクリアタイプかカラータイプでデザインは共通でした。
カスタム
カスタムは、新しいヘッドライトにLEDのデイタイムランニングライト(DRL)が左右ヘッドライトとグリル上部を一文字につながる形状をしています。LEDの粒感がなく、上品な面発光タイプですね。昼間に見ましたが、十分すぎる明るさでした。
ヘッドライトは上下2眼タイプで、上段がロービーム・下段がハイビームとなります。ハイビーム時は、上下2眼ともに光るタイプです。「ダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライト」が採用され、コンパクトですが明るい最新式のヘッドライトです。オートハイビームは装備されていますが、アダプティブヘッドライトではないのでハイ・ロービームの切り替えのみ自動で行われます。
ノーマル
「ノーマル」は先代型を思わせる丸目ライトにあたらしさをプラスしたデザインですね。繋がった丸目ではなく、中央をすこし途切れさせることで「やわらかさ」も表現されています。すこしNVANよりのデザインになりましたね。丸目部分はデイタイムランニングランプ(DRL)として点灯し、ヘッドライトは中央部分の一灯式でハイ・ロービームの切り替えとなります。
ウインカーは、丸目部分が反転して点灯するパターンを採用しています。旧型よりも点灯部分がおおきく、目立ちますね。
内装
内装のデザインは「ノーマル」「カスタム」共通ですが、色使いが異なります。
カスタム
内装色は「ブラック」となります。後席はこれまで同様広大なスペースが確保されています。シートは前後スライド・リクライニングともに採用されており、シートの大きさも十分くつろげるサイズでした。
シートサイドの収納スペースがドリンク+αの空間が用意されており、移動中の飲み物やスマホの収納場所として旧型よりも進化しています。
後席のドアトリムはすべてプラスチックでしたが、前席側ドアトリムはスイッチパネル下側にファブリックが貼られており肌さわりは良かったです。旧型よりもプラスチックになった内装をどう判断するか?ひとによって好みがわかれそうですね。
「カスタム」のみアンビエントライトも装備されていました。昼間の試乗で見にくいですが、ほんのりモニター横の収納部分が光る仕様となっていました。
サンバイザーには、しっかりバニティミラーが装備されています。運転席側はもちろん、助手席側にも装備されています。しかし、照明はつかないので夜間は見にくそうですね。
今回の大きな変更点のひとつ、7インチTFTフルカラーメーターも確認できました。軽自動車サイズになると7インチでも存在感がありますね。メーター内のフォントデザインもすこし丸みのあるフォントで親しみやすい物が採用されています。「ホンダセンシング」の作動状況や、作動させたい機能をひとつひとつメーター内で選択できることが今回の試乗でわかりました。おそらく、ほとんどのかたが設定を触ることがなく終わりそうですが選択肢が用意されているのはうれしいですよね。
「カスタム」試乗車には、オプションの「マルチビューカメラシステム」が装備されていました。操作ボタンはステップワゴンなどと同様に、ライトスイッチの端にあり操作がしやすい位置にあります。真上からの俯瞰映像のほかにも、すれ違いをサポートしてくれるサイドビュー画面など、状況におうじて使いやすい画面モードがありました。なくてもいいかもしれませんが、あると確実に便利なものだと実感しました。
ノーマル
さて、ノーマルモデルのほうも基本デザインは共通です。こちらはベージュよりのホワイトが採用されており、室内が明るく感じます。ドアトリム・ダッシュボードも統一された色使いですのでカスタムよりも、よりシンプルになっていますね。前席のドアトリムもすべてプラスチック素材となりますので、質感は正直あまり高くは感じませんでした。
今回の「ノーマル」は、メーカーオプションとして、旧型同様に後席アームレストが装備されていました。
もちろん、おおきなアームレストではありませんがアームレストがあると、よりリラックスした状態で移動することができますね。
ハンドルは気になる方は気になる「2本スポーク」ハンドルです。スポークの左側にはオーディオやメーター操作、右側にはホンダセンシングの作動スイッチが装着されています。ボタンは大きくはありませんが、操作性が考えられているので操作感は非常によかったです。ボタンの質感は高く感じました。
まとめ
今回は新型NBOXの内外装をじっくりみて、触れる状態になりましたのでおさらいもかねて記事にしました。
デザインは、旧型ではカスタムのヘッドライトやメーター形状など凝った印象がありました。すこし派手目なイメージですね。
それでも売上として、しっかり結果がでていたので市場として正解のデザインだったのでしょう。
最近のホンダデザインの方向性として、シンプルな日常に溶け込む優しいデザインに向かっているようです。
NBOXノーマルタイプは旧型からシンプルなデザインでしたが、フルモデルチェンジでさらにシンプルさを追求したようなデザインになりましたね。前後のドアやバックパネルにほとんどプレスラインが入らないことで、ぱっと見える形が丸みのある優しいボディラインとなっています。ヘッドライトのデザインは大きく変わっていませんが、はやりの反転LED点灯によるウィンカーを採用するなどしっかり進化しています。
NBOXカスタムは、今回のモデルチェンジでかなり方向性が変わりました。このあたりは、好みがはっきりと分かれそうですね。
とくに目立つのがヘッドライトではないでしょうか。これまではLEDを9灯採用したキラキラしたヘッドライトからシンプルを極めるかのようなデザインとなりました。照射範囲は問題ないので見た目の問題ですが、実車を見た限り印象には残りませんね。
内装はノーマル、カスタムともに共通のデザインでカラーリングと一部の素材の変更で違いを出しています。リアシートは相変わらずの広さを誇っていますね。カスタムターボ以外は、リアシートのセンターアームレストがオプションとなりました。試乗車で有り無しを座って体感しましたが、やはり軽自動車とはいえリア空間の広さとくつろぎを考えるとセンターアームレストは標準装備だったほうが嬉しいですね。長距離だと快適性に差が出そうです。
メーターは今回から7インチTFTフルカラー液晶となりました。これまでのアナログの良さもありますが、最近の車は安全装備などの情報が多く液晶モニターに表示させることで自由度を高めていますね。選択式ですが、安全装備の「ホンダセンシング」や燃費情報、センサーまで多くの情報を選択することもできます。
そして、ステアリングも2本スポークが採用されています。シンプルな内装にはマッチしています。
フィットのときは、評判がいまひとつでしたが今回はどうなるでしょうか?
旧型がかなり売れていますので、代替えはすこし先になる方が多いかもしれません。新規のユーザーをどれだけあつめれらるか、売上台数で注目していきましょう。
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