【新型MINI カントリーマン】ミニマルデザインで進化したMINIの最大SUV

ミニ　カントリーマンとは？

MINIといえば、小さくてかわいいコンパクトカーの代名詞ですが、そのMINIからSUVというジャンルに挑戦したモデルがあります。それが「MINI カントリーマン」です。2024年春に日本で発売される予定の新型MINI カントリーマンは、MINI史上最大のボディサイズの、次世代のクロスオーバーSUVです。今回は、その魅力に迫ってみましょう。

新型MINIカントリーマンは、2011年に誕生したコンパクトSUVの「MINIクロスオーバー」から改名されたモデルです。MINIクロスオーバーは、MINIで初めてのプレミアム・コンパクト・モデルのSUVとして、多くのMINIファンに親しまれました。2017年には二代目に進化しましたが、今回の三代目は、全てにおいて刷新され、革新的なデザインと機能を備えて生まれ変わりました。また、今後発表される全てのMINIモデルと同様に、MINIのwebサイトやオンライン・ストアからも注文が可能となりました。これは、顧客のライフスタイルの変化に柔軟に対応するための新しい取り組みです。

エクステリアデザイン

新型MINIカントリーマンのエクステリアデザインは、力強さと冒険心が見事に融合したものです。

全長4433mm、全幅1843mm、全高1656mmと先代モデルからサイズアップを果たしました。ホイールベースも2692mmに延長され、室内スペースも拡大しました。

フロント・マスクは、複雑な輪郭を描いた八角形のフロント・グリルが印象的で、グラフィカルな表情を見せています。

サイド・デザインは、ミニマルな外観でありながら力強い存在感を放ち、特に特徴的なデザインのCピラーは、車両後部のルーフラインを支えると同時に、車体全体に垂直方向の存在感を印象付けています。

リアは、全体を縁取る縦型のリア・ライトとクリアな表面が特徴的で、ワイドなスタンスと直立的な力強いデザインを強調しています。また、エクステリアおよびインテリアの素材からクローム・パーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた次世代モデルであることを示しています。

The New MINI Countryman.｜MINI Japan

インテリアデザイン

新型MINI カントリーマンのインテリアは、ミニマルで清潔感のあるデザインが特徴です。伝統のセンターメーターは薄型の壁掛け時計といった風情で一見シンプルですが、最新のデジタル技術の恩恵がたっぷりと反映されています。

直径240mmの円形有機ELディスプレイは、タッチ操作でナビゲーションやメディア、エアコンなどの各種機能を簡単に操作できます。また、音声操作が可能な「MINIインテリジェント・パーソナル・アシスタント」が導入されており、ドライブ中にも快適にコミュニケーションできます。

ダッシュボードには、インテリアに温もりと上質感をもたらす、リサイクル・ポリエステル製テキスタイルを初採用しています。この柔らかな印象を持つテキスタイルは、専用の縫製プロセスが導入されており、汎用性が高く、汚れた場合でも手入れが簡単な構造を実現しています。センターコンソールのギヤセレクターは廃止されており、実用的で広々とした収納スペースが確保されています。ダッシュボード下部には、様々な機能を持った5つのトグルスイッチを配置しており、ディスプレイを介さずに直接操作することができます。

全長が4433mmとMINIとしては大きなサイズですが、その分室内スペースも拡大されています。特に後席のレッグルームは130mmも拡大されており、大人でも快適に座れます。また、背もたれは個別に調整できるようになっており、荷物の多い時にも便利です。

ラゲッジスペースは505リッターと十分な容量があり、40/20/40分割可倒式リアシートを倒せば最大1530リッターにまで拡張できます。あらゆるサイズの荷物を運べます。

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スペック

新型MINIカントリーマンは、MINI史上最大のSUVとして、2024年春に日本で発売される予定です。この車は、MINIの次世代モデルの第一弾として、フル電動パワートレインを搭載したモデルを含む豊富なパワートレインをラインナップしています。ここでは、各モデルのスペックを表にまとめてご紹介します。

モデル名	駆動方式	エンジン	最高出力	最大トルク
MINI カントリーマン C	2WD	ガソリン	156PS（115kW）	230Nm
MINI カントリーマン S ALL4	4WD	ガソリン	204PS（150kW）	300Nm
MINI カントリーマン JCW ALL4	4WD	ガソリン	316PS（233kW）	400Nm
MINI カントリーマン D	2WD	ディーゼル	150PS（110kW）	360Nm

新型MINIカントリーマンのパワートレインは、MINIの特徴であるゴーカート・フィーリングをさらに高めるために、専用のシャシー・セッティングが施されています。

また、MINIエクスペリエンス・モードにより、インテリアの雰囲気を一変させることができます。ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化します。各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択できます。

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サスペンション・タイヤサイズ

新型ミニ カントリーマンは、サスペンション・タイヤサイズにおいても、先代モデルから大きく進化しました。まず、サスペンションについてですが、新型ミニ カントリーマンは、前輪にマクファーソン・ストラット式、後輪にマルチリンク式のサスペンションを採用しています。これは、先代モデルと同じですが、新型ミニ カントリーマンでは、サスペンションのチューニングが見直され、路面からの衝撃や振動をより吸収し、乗り心地を向上させました。また、サスペンションの剛性も高められ、ボディのロールを抑制し、ハンドリングの安定性と応答性を高めました。さらに、オプションでアダプティブ・サスペンションを選択することもできます。アダプティブ・サスペンションは、電子制御式のダンパーを備えており、走行状況やドライバーの選択に応じて、サスペンションの硬さを自動的に調整します。これにより、スポーティな走りと快適な乗り心地のバランスを最適化することができます。

次に、タイヤサイズについてですが、新型ミニ カントリーマンは、標準で17インチまたは18インチのタイヤを装着しています。これは、先代モデルと同じですが、新型ミニ カントリーマンでは、オプションで19インチに加えて、20インチのタイヤも用意されました。これは、ミニとしては初めてのことです。20インチのタイヤは、245/40R20のサイズで、見た目の迫力だけでなく、グリップ力や安定性も向上させます。

また、新型ミニ カントリーマンでは、タイヤの空気圧を常に監視するタイヤ・プレッシャー・モニターが標準装備されました。これにより、タイヤの空気圧が低下した場合に、ドライバーに警告することができます。タイヤの空気圧は、走行性能や燃費に大きな影響を与える要素ですので、適切な空気圧を保つことが重要です。

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電子制御機能

新型ミニ カントリーマンは、電子制御機能においても、先代モデルから大きく進化しました。

まず、ドライビング・モードについてですが、新型ミニ カントリーマンは、ドライビング・モードを3つ搭載しています。燃費を優先する「グリーン・モード」、そしてその中間の「コア・モード」がありましたが、新型ミニ カントリーマンでは、さらに「ゴーカート・モード」が追加されました。

「ゴーカート・モード」は、よりもアグレッシブな走りを提供するモードで、エンジンのレスポンスやステアリングのフィーリング、サウンドなどが最大限に引き出されます。ま

次に、ドライバー・アシスタント・システムについてです。新型ミニ カントリーマンは、ドライバー・アシスタント・システムを大幅に充実させました。

新型ミニ カントリーマンは、レベル2の自動運転を可能にするドライバー・アシスタント・システムを標準装備しています。これは、先代モデルではオプションでしか選べなかったものです。レベル2の自動運転とは、ドライバーがハンドルやペダルを操作しなくても、一定の条件下で車両が自動的に加速や減速、車線維持や車線変更などを行うことができるシステムです。新型ミニ カントリーマンのドライバー・アシスタント・システムには、以下のような機能が含まれます。

• アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)：前方の車両との距離を一定に保ちながら、自動的に加速や減速を行います。渋滞時には、停止から再発進まで自動で行います。
• レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)：車線変更時に、後方の車両や死角にいる車両を検知し、ドライバーに警告します。
• レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)：車線をはみ出そうとすると、ステアリングホイールが振動してドライバーに警告します。
• 衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)：前方の車両や歩行者などの障害物を検知し、自動的にブレーキをかけて衝突を回避または被害を軽減します。また、必要に応じて自動的にステアリングを操作して障害物を避けます。
• クロス・トラフィック・ウォーニング：後退時に、横から接近する車両を検知し、ドライバーに警告します。
• ペダル踏み間違い急発進抑制機能：前方に障害物があるときに、アクセルペダルを踏み間違えて急発進しようとすると、自動的にブレーキをかけて発進を抑制します。

これらの機能は、ドライバーの負担を軽減し、安全性や快適性を高めることができます。

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新型ミニ カントリーマンの魅力とは？

MINI史上最大のSUVとして、2024年春にデビューする新型ミニ カントリーマン。その魅力を詳しくご紹介します。

価格

新型ミニ カントリーマンは、以下の表のように7つのグレードが用意されています。価格は489万円から667万円となっています。

グレード	駆動方式	エンジン	トランスミッション	価格（税込）
C	FF	1.5L 直列3気筒 ガソリン	7速DCT	489万円
D	FF	2.0L 直列4気筒 ディーゼル	7速DCT	509万円
S ALL4	4WD	2.0L 直列4気筒 ガソリン	7速DCT	566万円
JOHN COOPER WORKS	4WD	2.0L 直列4気筒 ガソリン	7速DCT	667万円

アクセサリー

新型ミニ カントリーマンは、様々なアクセサリーを選択することで、自分好みのカスタマイズが楽しめます。ここでは、パッケージオプションとおすすめアクセサリーを紹介します。

パッケージオプション

パッケージオプションとは、複数のアクセサリーをセットにしたもので、個別に購入するよりもお得になるものです。新型ミニ カントリーマンには、以下の3つのパッケージオプションがあります。

パッケージ名	内容
THE　CLASSIC　STYLE	MINIのアイコニックなルックスとデザイン・オプションを重視する人のためのスタイル。 Classicスタイルは、MINIのプレミアムな伝統を現代に受け継いでいます。インテリアには、MINIで初めて、モダンな2Dニット・テキスタイルを採用。ダッシュボードとドアにあしらわれたブラックとブルーのツートンカラーのニット素材が、グレーとブラックの2色から選べる質感の高いパーフォレーテッド・べスキンのシートとのコントラストを際立たせています。 3本スポークのスポーツ・ステアリング・ホイールには、ヴァイブラント・シルバーのステッチとアクセントが施されています。 エクステリアでは、グリル周囲はブラック・ハイグロス仕上げで、ヴァイブラント・シルバーに輝くMINIのロゴと調和しています。
THE FAVOURED STYLE	モダンで洗練されたディテールにこだわるなら、Favouredスタイルがおすすめです。 プレミアムな素材が、インテリアのコントラストを際立たせます。この表現力豊かなデザイン・コンセプトの象徴が、リサイクル生地で作られたニット・テキスタイルのダッシュボード。また、最高級に洗練されたパーフォレーテッド・べスキンのスポーツ・シートには、さまざまなカラーが用意され、伝統的なアクセント・ステッチとパイピングが施されています。 エクステリアでは、ヴァイブラント・シルバーのアクセントがプレミアムな魅力を添えています。オプションでコントラスト・ルーフも選べます。
THE JCW STYLE	レースにインスパイアされながら、もちろん公道走行も可能なJCWスタイルは、日常のドライブに究極のサーキット・ルックをもたらします。 フロント・エンドとリア・エンドに独自のデザインを採用し、スポーツ性を強調。ブラック・ハイグロスのグリル周囲とロゴ、そしてオプションのチリ・レッドのコントラスト・ルーフとの組合せは、全体に力強い印象を与えます。 室内に一歩足を踏み入れれば、ニット・テキスタイルとべスキンのMINIスポーツ・シートが、レーシングカーのような特別感を演出。ブラックとレッドのJCWカラー・コンビネーションは、ダッシュボードとドア・パネルにも適用されています。 また、ヴァイブラント・シルバーのアクセントと赤いステッチが施された、ブラックのべスキン　JCWスポーツ・ステアリング・ホイールを操れば、プロ・レーサーのようにコーナーを曲がることができます。

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まとめ

インテリアは、完全にデジタル化され、今までに経験したことのないデジタル体験を提供します。メーター・パネルは廃止され、すべてのコンテンツはヘッドアップ・ディスプレイや円型有機ELセンター・ディスプレイに映し出されます。また、パーキング・ブレーキ・スイッチやギア・セレクター・レバーなどは、トグルスイッチ・エリアに集約され、前席周りの空間が広がりました。温かく広々とした印象を与えるインテリアは、ミニの個性と高級感を兼ね備えています。

さらに、安全機能と運転支援システムも大幅に進化しました。新型ミニ・カントリーマンは、ミニとして初となるハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載しました。これは、渋滞時に自動で車線を保ち、前方の車両との距離を調整し、ハンドル操作やアクセル操作、ブレーキ操作をサポートする機能です。また、アクティブ・クルーズ・コントロールやレーン・キープ・アシスト、コリジョン・ミティゲーション・ブレーキなど、多数の安全機能と運転支援システムが装備され、安心して運転できます。

最後に、パワートレインですが、新型ミニ・カントリーマンは、高効率ガソリン・エンジン搭載車、クリーン・ディーゼル・エンジン搭載車、プラグイン・ハイブリッド車の3種類を用意しました。また、2輪駆動モデルと4輪駆動モデルの選択も可能です。幅広いニーズに応えられるラインアップとなっています。

以上、新型ミニ・カントリーマンの紹介でした。このブログを読んで、新型ミニ・カントリーマンに興味を持っていただけたら嬉しいです。新型ミニ・カントリーマンは、MINIの正規ディーラーだけでなく、MINIのオンライン・ストアでも予約注文が可能です¹。ぜひ、チェックしてみてくださいね。