レクサスのSUVを徹底比較！新型「LBX」と「UX」の違いは？

足回り

一方、レクサスLBXは、トヨタヤリスクロスをベースに開発された「GA-Bプラットフォーム」を採用しています。このプラットフォームは、コンパクトカーに最適化されたもので、軽量化や高剛性を実現しています。

レクサスLBXは、全長4,190mm、全幅1,825mm、全高1,545mm、ホイールベース2,580mmと、レクサスUXよりも一回り小さくなっていますが、全高は25mm高くなっています。レクサスLBXは、17インチ、または18インチのアルミホイールを標準装備しています。

LEXUS ‐ LBX

レクサスUXは、トヨタC-HRをベースに開発された「GA-Cプラットフォーム」を採用しています。このプラットフォームは、低重心や高剛性を特徴とし、優れた操縦安定性や乗り心地を提供します。

レクサスUXは、全長4,495mm、全幅1,840mm、全高1,520mm、ホイールベース2,640mmの3ナンバーサイズのSUVとなっており、17インチまたは、18インチのアルミホイールを標準装備しています。

LEXUS ‐ UX

足回りの違いは、走行性能や燃費性能にも影響します。

レクサスUXは、2.0Lの直列4気筒エンジンとモーターのハイブリッドシステムを搭載しており、WLTCモード燃費は24.7km/L（2WD）または23.4km/L（4WD）（ともに「F SPORT」）となっています。

LEXUS ‐ UX

レクサスLBXは、1.5Lの直列3気筒エンジンとモーターのハイブリッドシステムを搭載しており、WLTCモード燃費は27.7km/L（2WD）または26.2km/L（4WD）となっています。

LEXUS ‐ LBX

レクサスUXは、レクサスLBXよりもパワフルで安定感のある走りができますが、レクサスLBXは、レクサスUXよりも軽快で燃費の良い走りができます。

電子制御

レクサスUXとレクサスLBXの電子制御は、それぞれ最新の技術を採用しています。

レクサスUXは、マイナーチェンジにより、インストルメントパネルが12.3インチのフル液晶メーターに変更され、多彩な表示が可能となりました。また、シフトレバーも小ぶりになり、プリウスと同じシフトポジションを電動制御するセレクトロシフトマチックが採用されました。

さらに、ドライバーの意図を読み取ってブレーキやエンジンなどを緻密に制御することで、より高い一体感を味わえるコントロール性を実現しています。

一方、レクサスLBXは、新型として発売されたことで、レクサス初の「12.3インチフル液晶メーター」を採用しています。このメーターは、様々なモードやメーターを選択できるほか、ナビゲーションやオーディオなどの情報も表示できます。また、レクサスLBXは、ドアハンドルに電子制御式の「e-ラッチシステム」を採用し、危険を検知した際にドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト（ドアオープン制御付）」を採用しています。

LEXUS ‐ LBX

さらに、カメラとソナーにより、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御し、周囲を監視しながら駐車操作をアシストする「アドバンストパーク」も搭載しています。

まとめ

レクサスUXとレクサスLBXは、どちらも高級コンパクトSUVとして魅力的なモデルですが、足回りや電子制御などの違いにより、走りや快適性にも個性があります。

レクサスUXは、パワフルで安定感のある走りと、最新の液晶メーターや制御技術を楽しめるモデルです。

レクサスLBXは、軽快で燃費の良い走りと、レクサス初の液晶メーターや電子制御ドアハンドルなどの先進的な機能を楽しめるモデルです。あなたの好みやニーズに合わせて、ぜひお選びください