CBR600RR: サーキットでの運動性能を追求したデザイン【試乗レビューつき】

まさぴよ

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まさぴよ

先日、ホンダ・CBR600RRに試乗することができたので、スペックと試乗レビューを書いていくよ

目次

最高のスーパースポーツバイク:ホンダ CBR600RRとは?

CBR600RRは、ホンダが高性能な水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒599ccエンジンを搭載し、最新の電子制御技術や空力性能技術を採用して開発したスーパースポーツモデルです⁵。MotoGPマシン「RC211V」の直系であり、そのスタイリングは翌年に登場するCBR1000RRに先んじたもので、サーキットでの走りを明確にイメージさせます。

サーキットでの運動性能を追求した機能的デザイン

CBR600RRは、サーキットでの走りを最大限に引き出すために設計されたスーパースポーツバイクです。

空力性能:

  • フロントアッパーカウルとサイドカウルは風洞実験を繰り返し行い、よりコンパクトなスタイリングに仕上げられました。
  • フューエルタンクシェルターの上面を低くし、ライダーのヘルメット位置を下げることで前面投影面積を減少させ、防風性能を確保しています。
  • ウイングレットを採用し、コーナー進入時や加速旋回時の車体安定感を向上させています。

エンジン排気口のデザイン:

  • 特徴的なセンターアップマフラーは伝統的なデザインを受け継いでおり、テール周りもすっきりとしています。

ウイングレット:

  • ウイングレットはダウンフォースを発生させ、コーナー進入時や加速旋回時の安定感を向上させています。
  • 翼端の渦の発生を抑え、ロールモーメントを低減しています。

CBR600RRは、高い防風性能と俊敏なハンドリングを両立させた、ジャストサイズのスーパースポーツモデルです。

デザイン・ライディングポジションのレビュー

  • セパレートハンドル・バックステップの位置は街乗りでも十分耐えられる
  • 低い位置にあるスクリーンでも胸部分への風が防げるので、風圧による疲労は軽減されている
  • コンパクトな車体サイズのため、取り回しは軽い

スペック

項目仕様
エンジン型式水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量599cc
最高出力121 PS(89 kW) @ 14,250 rpm
最大トルク63 N・m(6.4 kgf・m) @ 11,500 rpm
シート高820 mm
車両重量193 kg
最小回転半径3.2 m
タイヤサイズ前: 120/70ZR17M/C (58W), 後: 180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ形式前: 油圧式ダブルディスク, 後: 油圧式ディスク
ABS搭載
エンジン始動方式セルフ式
点火装置フルトランジスタ式
燃料タンク容量18 L
最高速度250 km/h(推定)
CBR600RR スペック

CBR600RRは、サーキットでの走りとワインディングなどで扱いきれる操る喜びを両立させた、ジャストサイズのスーパースポーツモデルです。

スペックについてのレビュー

  • 低回転でも十分なパワーが出ているので3,000~7,000回転でも十分ツーリングできる
  • シート高820mmも、スリムな車体のおかげで168㎝の身長で片足べったり、両足でかかとが浮く程度の足つき
  • 軽量な車体のため、取り回しは快適

電子制御

ホンダの新型CBR600RRは、最新の電子制御システムを標準装備しています。以下にその詳細を説明します。

電子スロットル制御 (TBW):

  • 新たに採用された電子スロットルのTBW(スロットル・バイ・ワイヤ)により、スロットル操作を緻密に制御できます。
  • スロットルレスポンスを調整し、エンジン出力を最適化します。
CBR600RR | Honda公式サイト

IMU(イナーシャル・メジャーメント・ユニット):

  • 車体の角速度や加速度を検出し、車体姿勢角演算を高速で実施します。
  • HSTC(ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール)やABSなどと連携して、緻密な車体コントロールを実現します。
CBR600RR | Honda公式サイト

HSTC(トラクションコントロール):

  • 後輪のスリップを検知し、出力を最適に制御します。
  • 9段階+オフの設定変更が可能で、安心感とパフォーマンスを両立させます。
CBR600RR | Honda公式サイト

クイックシフター:

  • アップ/ダウンの両対応で使い勝手が良く、レバー操作の減少に貢献します。
  • 感度は3段階に調整可能です。
CBR600RR | Honda公式サイト

フルカラーTFT液晶メーター:

  • ストリート、サーキット、メカニックの3モードから選択できます。
  • 明るさに合わせて自動調光し、昼間の視認性も良好です。
CBR600RR | Honda公式サイト

これらの電子制御システムは、高いパフォーマンスを安心して使いこなすために欠かせない存在です。

電子制御装備のレビュー

  • デフォルトのパワーモードは3種類。パワー控え目の「モード3」でも交通の流れを余裕でリードできる
  • フルカラー液晶メーターは晴天でも十分な視認性

サスペンションとタイヤ

シャーシとサスペンション

  • メインフレーム: 従来型を踏襲した中空アルミダイキャスト製ツインチューブ。4ピース構造で軽量かつ重量バランスに優れています。
  • スイングアーム: 外観からはわかりませんが、剛性バランスや内部構造を最適化し、軽量化も促進しています。

タイヤ

  • フロントタイヤ: フォーク長を伸ばし、突き出し量を増やすことで車高アップに対応。最新のダンロップ製ロードスポーツ2を使用しています。
  • リアタイヤ: ユニットプロリンク式リヤサスペンションを継続。車体から独立させた構造で軽量化に有利で外乱にも強いです。

CBR600RRは、これらの改良により、安心感とパフォーマンスを両立させたスーパースポーツモデルです。

足回りのレビュー

  • 新車状態の足回りでも、固すぎず、しっかりと路面インフォメーションを伝えてくれる
  • ハイグリップタイプのタイヤでも、市街地や砂の浮いている路面でもしっかりグリップする

おすすめアクセサリー

  • ベビーフェイスエンジンスライダー
  • マルチバー
  • USBソケット

まとめ

よいところ

  • 見た目: カッコいいスタイリング。
  • 走り: 6000回転以上からの加速感が楽しい。
  • エンジン音: 最高。

悪いところ

  • 積載性: あまり期待できない。
  • 渋滞時の排熱: 熱いが我慢できる。
  • アフターパーツ: まだまだ少ない。
  • 長時間乗車: 疲れる。

CBR600RRは、見た目や性能でカッコいいスーパースポーツモデルですが、公道使用メインのライダーは使い勝手の悪さをカッコよさでカバーする情熱が必要です。

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