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ブログ管理人のまさぴよです
スズキから新発売された「GSX-8R」
コンパクトスポーツの魅力について書いてみたよ
スズキの新型スポーツバイク「GSX-8R」とは?
スズキは2023年11月にイタリアで開催されたミラノショーで、新型スポーツバイク「GSX-8R」を発表しました¹。このバイクは、高い評価を得ているGSX-8Sをベースに、スポーツライディングに適したカウリングやセパレートハンドルを装備したモデルです。
775ccの直列2気筒エンジンは、低速域から高回転域までスムーズに吹け上がり、心地よい鼓動感を感じさせます。また、電子制御スロットルやトラクションコントロールシステムなどの先進的な電子制御機能も搭載されており、ライダーの年齢やスキルを問わず、街中からワインディング、サーキットまで多様なライディングを楽しめるというコンセプトのもとに開発されました。
デザイン
「GSX-8R」のデザインは、歴代のスズキのスポーツバイクのヘリテージを受け継ぎつつ、新時代的で斬新なものに仕上がっています。
フロントフェアリングは、スズキスポーツバイクのアイデンティティである縦型2灯LEDヘッドランプを採用し、空力性能と走行安定性を高めています。
製品概要 | GSX-8R | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
また、エンジンやシートレールなどの機能部品は大胆に露出させ、無駄をそぎ落としたメカニカルな機能美を強調しています。ロゴデザインも、GSX-8Rの魅力を最大限に引き出すものになっており、一目でわかる存在感を放っています。カラーバリエーションは、スズキのレーシングカラーであるブルーとシルバーの2色が用意されています。
製品概要 | GSX-8R | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
スペック
GSX-8Rは、775ccのパラレルツインエンジンを搭載しています。このエンジンは、革新的な2軸1次バランサー「スズキクロスバランサー」を採用し、エンジンから発生する振動を抑制しながら、心地よい鼓動感を提供します。また、270°のクランクを採用することで、低回転域から滑らかで扱いやすい出力特性と、高回転域までスムーズに吹けあがる絶妙なバランスを実現しています。極低速域でも粘り強いパワーを発生し、ワインディングロードやタンデムツーリングまで高いコントロール性を発揮します。前後長が短いコンパクトなサイズにすることにより重量配分と最適なライディングポジションに寄与しています1。
GSX-8Rの最高出力は、80ps/8500rpm、最大トルクは、7.7kgf-m/6800rpmです。これは、同クラスのライバルであるヤマハのYZF-R7よりも、7馬力&0.9kgf-mパワフルです。
また、車両重量は205kgと軽量です。これにより、GSX-8Rは、優れたパワーウェイトレシオを誇り、加速性能やハンドリング性能に優れています。
製品概要 | GSX-8R | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
GSX-8Rのサスペンションは、前後ともにショーワ製で、専用設計されています。前は倒立フォークで、コストと性能のバランスに優れて軽量なSFF-BP仕様です。後はモノショックで、プリロードアジャスターを装備しています。セパレートハンドルのスポーティーなライディングポジションで、ワインディングを楽しむことだけでなく、長距離ツーリングでの快適性なども考慮されています。
GSX-8Rのブレーキは、前後ともに油圧式ディスクブレーキで、ABSを標準装備しています。前は径310mmのディスクを2枚、後は径240mmのディスクを1枚使用しています。ブレーキング性能は、安定感と制動力に優れています5。
GSX-8Rのタイヤは、前後ともにラジアルタイプのチューブレスタイヤで、前は120/70ZR17、後は180/55ZR17のサイズです。グリップ性能と耐久性に優れています。
製品概要 | GSX-8R | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
項目 | スペック |
---|---|
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 775cc |
最高出力 | 80ps/8500rpm |
最大トルク | 7.7kgf-m/6800rpm |
車両重量 | 205kg |
シート高 | 810mm |
燃料タンク容量 | 14L |
燃料消費率(WMTCモード) | 23.4km/L(60km/h走行時) |
電子制御システム | S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム) |
ドライブモードセレクト | 3モード |
トラクションコントロール | 3段階+オフ |
双方向クイックシフトシステム | 有り |
イージースタートシステム | 有り |
ローRPMアシスト | 有り |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ABS | 有り |
タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
タイヤ(後) | 180/55ZR17 |
ヘッドライトタイプ | LED |
テールライトタイプ | LED |
メーター表示形式 | 5インチカラーTFT液晶 |
電子制御
GSX-8Rは、スズキの電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を備えています。これは、ライダーの操縦をサポートする様々な機能を統合的に制御するシステムです。GSX-8Rに搭載されているS.I.R.S.の機能は、以下のとおりです6。
ドライブモードセレクト:エンジンの出力特性を3モードから選択できる機能です。Aモードは、最もスポーティーなモードで、レスポンスが良く、パワフルな加速を楽しめます。Bモードは、中間的なモードで、扱いやすさとスポーツ性をバランスよく提供します。Cモードは、最もマイルドなモードで、雨天や路面状況が悪いときなどに適しています。
トラクションコントロール:後輪のスリップを検知して、エンジンの出力を調整する機能です。3段階の介入度から選択できるほか、オフにすることもできます。1モードは、最も介入度が低く、スポーティーな走りを楽しめます。2モードは、標準的な介入度で、安定感と快適性を提供します。3モードは、最も介入度が高く、路面状況が悪いときなどに適しています。
電子制御スロットル:エンジンの出力を電子制御で最適化する機能です。ライダーのスロットル操作に応じて、エンジンの吸気量や燃料噴射量を調整し、スムーズで快適な走行を実現します。
製品概要 | GSX-8R | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
双方向クイックシフトシステム:クラッチレバーを操作せずに、シフトアップ&ダウンができる機能です。シフトペダルを踏むだけで、シフトチェンジが素早く行えます。スポーツ走行やツーリングでの快適性を高めます。
イージースタートシステム:始動スイッチのワンプッシュで、エンジンを始動できる機能です。スターターが一定時間回転し、エンジンが始動するまで自動的に制御します。始動時の操作を簡単にします。
ローRPMアシスト:発進時や低回転走行時に、ライダーの操縦をサポートする機能です。エンジンの回転数を自動的に上げて、エンストやノッキングを抑制します。発進や減速時の操作をスムーズにします。
製品概要 | GSX-8R | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp)
価格
GSX-8Rは、2024年1月に日本でも発売された、スポーツバイクの新基準を提案するモデルです。
その価格は、メーカー希望小売価格(消費税10%込み)で、1,144,000円です。
まとめ
GSX-8Rは、スポーツバイクの新基準を体感できる、魅力的なモデルです。その魅力は、以下のとおりです。
スポーティでモダンなデザイン
心地よい鼓動感と余裕のパワーを生み出す775ccパラレルツインエンジン
ライダーの操縦をサポートする先進的な電子制御システム「S.I.R.S.」
街中からワインディング、サーキットまで多様なライディングを楽しめる扱いやすさと快適性
同クラスのライバルよりも安い価格
以上のように、GSX-8Rは、スポーツバイクの新しい基準を提案する、価値あるモデルです。その走りをぜひ一度体感してみてください。きっと、あなたのライディングの幅を広げてくれるはずです。
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