いままでにないエアレスタイヤ
こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです
ブリヂストンがエアレスタイヤの試乗会を開いたようだね
これまでとは違うエアレスタイヤとはなになのか?書いてみよう
パンクしないタイヤ
これまでのタイヤはホイールにはめたゴムのタイヤ内に空気を入れることでトレッド面やサイドウォールをひろげてグリップや剛性などを確保していました。そのため、釘などで穴が開いてしまうと中の空気が漏れてしまうと走行することができなくなりました。いわゆるパンクというものですね。そのためにパンクした時のためのスペアタイヤを積んでいたり、最近ではパンク修理キットを車に積む車種が多くなりました。
パンクをしてしまうデメリットがありますが、中の空気により衝撃・ノイズの吸収ができるメリットがあります。
これまでの長い歴史により燃費の良いタイヤや、
走行ノイズや衝撃を吸収し乗り心地が良いタイヤ、
スポーツ走行に適したタイヤなどが開発・販売されてきました。
エアレスタイヤの構造は?
これまで空気を充填することで解消していた衝撃吸収や走行中のグリップの確保をするためにどのような構造になっているのでしょうか?
今回、試乗会を開いたブリヂストンではサイドウォール部分を樹脂のスポークに変更することでタイヤの剛性を確保しているようです。
空気を不要にするブリヂストンのタイヤ技術 エアフリーコンセプト® | テクノロジー&イノベーション | 株式会社ブリヂストン (bridgestone.co.jp)
段差などを乗り越えるときにスポークがつぶれることで衝撃を吸収、段差を乗り越えたあとはスポークがもとにもどり走行を続けることができる仕組みです。スポークの外側にこれまで通りのトレッド面が貼り付けられています。
ブリヂストンによるとタイヤ交換も表面のトレッド面を交換するだけでよくなるとのことですので、ゴムの使用量がかなり減らせることにつながります。サステナビリティも同時に向上することができるとのことです。
エアレスタイヤのメリット
- パンクしない
- スペアタイヤ・パンク修理キットが不要
- メンテナスが簡略になる
- タイヤ交換が簡略化される
- 資源の使用量が少なくなる
パンクしない
エアレスタイヤには空気が充填されていないので、たとえトレッド面に釘などがささってもパンクせずに走行することができます。
パンクすると、直進する場合でもハンドルが取られたりブレーキがかけられない等危険な状況になりますのでパンクをしないことは安心に繋がりますね。
スペアタイヤ・パンク修理キットが不要
パンクしないので、スペアタイヤやパンク修理キットを車に積む必要もありません。パンク修理キットは小型なものがおおいですが、スペアタイヤはかなりの重量がありますので無くすことで車の軽量化にもなりますね。
メンテナスが簡略になる
エアレスタイヤには、空気を入れる必要がありませんので空気圧を管理する必要がありません。
空気圧が低いことに気づかず走行し、燃費の悪化やタイヤの偏摩耗が防ぐことができますね。
タイヤ交換が簡略化される
これまでのタイヤ交換は丸ごと交換することが必要でした。エアレスタイヤは、表面のトレッド部分のみの交換で済むことになりますので作業が簡略化されますね。
また、はずされたトレッド面は貼り変える(リトレッド)ことで、再生タイヤとしても使用できるようになることが期待されています。
資源の使用量が少なくなる
タイヤ交換の簡略とおなじく、タイヤ交換により廃棄される部分が表面のトレッド部のみですのでゴムの使用量がかなり少なくなります。
さらにトレッド面の貼り換え(リトレッド)で再生タイヤとしても使用されるので、資源の大幅な節約につながります。
まとめ
これまでは、タイヤに空気をいれて運が悪ければパンクすることがありました。
バイクのタイヤですが、連続でパンクしたときはかなり凹みましたね。幸い、自宅まで帰宅することができましたので大事にはなりませんでしたが、回避できるアクシデントは回避したいですよね。
まだまだ技術面でもこれから開発がすすんでいくエアレスタイヤですが、事業所内走行として試験的に走行を開始しています。いつの日か、ホイール交換とおなじ感覚でエアレスタイヤのスポークも交換する日が来るのでしょうか。
未来の技術ですが、たのしみですね。
コメント