スーパー耐久開幕!鈴鹿サーキットの観戦レポート
こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです
3/19に鈴鹿サーキットでスーパー耐久選手権の開幕戦を観てきたので
さっそく観戦レポートを書いていくよ!
鈴鹿サーキットでの開幕戦だね
開幕はどんなレースだったのかな
スーパー耐久はどんなレース?
そもそもスーパー耐久はどんなレースなのかな?
市販車やレース用車両が一斉にサーキットを走る混走タイプのレーススタイルです。クラス分けは9つあり、それぞれ排気量や駆動方式、パワーなどがなるべく同じくらいになるように調整されています。
サーキットによってレース時間が変わっていて、レース時間は富士スピードウェイでの24時間が1番長くなっています。
最近は、水素燃料で走るレーシングカーも出場(ST-Q Class)しており、車種のバラエティーが非常に豊富です。
クラス | レギュレーション | 車種例 |
ST-X Class | FIA よりホモロゲーションが発行されている FIA GT3 公認車両、及び GT3 規格に準ずる車両 | NISSAN GT-R GT3 Mercedes-AMG GT3 |
ST-Z Class | SRO より BOP が発行されている GT4 公認車両、及び GT4 規格に準ずる車両 | Audi R8 LMS GT4 PORSCHE 718 Cayman GT4 MR |
ST-TCR Class | FIA、または WSC より BOP が発行されている TCR規格車両、及び TCR 規格に準ずる車両 | HONDA CIVIC TCR AUDI RS3 LMS |
ST-Q Class | 他のクラスに該当しない、 STO が認めた開発車両 | GR86 CNF concept MAZDA3 Bio concept |
ST-1 Class | 以下の ST-2 ~ ST-5 以外の車両 | KTM X-BOW GT4 Aston Martin Vantage GT8R |
ST-2 Class | 2400cc 〜 3500cc 迄の 4 輪駆動車両、及び前輪駆動車両 | HONDA CIVIC TYPE R TOYOTA GR YARIS |
ST-3 Class | 2400cc 〜 3500cc 迄の 後輪駆動車両 | LEXUS RC350 NISSAN Z |
ST-4 Class | 1500cc 〜 2500cc 迄の 車両 | TOYOTA GR86 SUBARU BRZ |
ST-5 Class | 1500cc 未満の 車両 | HONDA FIT MAZDA ROADSTER |
GT3車両とST-5クラスは鈴鹿サーキットで1周 約28秒程度の差があるよ
Round1.鈴鹿サーキット5時間耐久の結果は?
Qualifying
- ST-X 500 5ZIGEN GTR GT3
- ST-Z 52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT4
- ST-TCR 参戦なし
- ST-Q 28 ORC ROOKIE GR86 CNF concept
- ST-1 2 シンティアム アップル KTM
- ST-2 6 新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10
- ST-3 38 ヒグチロジスティクスサービス RC350 TWS
- ST-4 884 シェイドレーシング GR86
- ST-5 88 村上モータースMAZDAロードスター
最速のST-XクラスはニッサンGT-RとメルセデスAMGの戦いになりそうです。昨年からの継続参戦チームは熟成が進んでいるようですね。そんななかでも、新参入の「TEAM 5ZIGEN」が総合ポールポジションを獲得しました。
ST-Zクラスは、今年からクラウンからGRスープラへ変更した「埼玉トヨペット Green Brave」がトップから決勝レースを走る異なりました。
ST-TCRクラスは今回参戦車両がないため、空きとなりました。残念・・・
ST-QからST-5クラスまでは昨年から参戦しているチームで熟成が進んでいるチームが上位となっているようです。
今回から、現行型ホンダFIT(GS4)(Honda Cars Tokai J-net FIT)がデビューしました。市販ではMTの設定はありませんが、レースに合わせて6MTへ換装されています。外観は市販から大きな変化がありませんので、オーナーから見れば親しみが沸いて楽しいかもしれませんね。
先代FITがまだまだ多いなか、
現行型FITの走りがたのしみ!
Final
決勝は雲ひとつない快晴のなかスタートしました。
開始から1時間は大きなトラブルやアクシデントもなく順調にレースが進行しました。
1時間後、「216号車HMRスポーツカー専門店86」が最終コーナーでコースアウトした影響で「FCY」(50km/h規制・追い越し禁止)が導入されました。このFCY自体はすぐに解除されてレースが再開されていきます。
レース再開後、ST-2クラスでトップだった「6号車新菱オートDIXCEL夢住まい館エボ10」がデグナー立ち上がりでコースアウトをしてしまいます。最初はFCYで対応していましたが、オイル処理が必要になったためSC先導となります。
一斉にピットインしていた関係で、ピットが渋滞していましたが無事に全車コースへ復帰しました。このタイミングでST-Xクラスのトップが「31号車DENSO LEXUS RC F GT3」となりレースが再開してきます。ただ、ピットレーンの速度が速く速度違反のピットスルーペナルティが出されてあえなく後退しました。
のこり2時間の戦いとなりましたが、ST-Xクラスは「500号車5ZIGEN GT-R」がトップへ返り咲きレースを進めていきます。「14号車中升 ROOKIE AMG」がマシントラブルでピットイン、「222号車Honda Cars Tokai J-net FIT」がデグナーでぐラベルストップでさらにFCY導入されました。
そのあとも、「2号車シンティアム アップル KTM」「225号車KTMS GR YARIS」「884号車シェイドレーシング GR86」と立て続けにトラブルが発生しここで4度目のFCYが導入されています。開幕戦ものこり1時間30分程度となりましたが、少しずつマシンに負担がかかっているようでした。
無事にのこり46分までレースはすすんだところで、ST-5クラスの「17号車DIXCELアラゴスタNOPROデミオ」「72号車OHLINS Roadster NATS」がクラッシュ!
パーツが飛び散り、「72号車OHLINS Roadster NATS」の山野哲也選手が緊急搬送される事態となりました。ここで一旦SCとなりましたが、すぐに赤旗へ・・
そのまま赤旗となりレースは終了となりました。最終盤に波乱が起こりました。緊急搬送された山野哲也選手も骨折しているものの退院ができる容態のことでひと安心です。最終結果は下の通りとなりました。
- ST-X 500 5ZIGEN GTR GT3
- ST-Z 52 埼玉トヨペット GB GR Supra GT4
- ST-TCR 参戦なし
- ST-Q 61 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
- ST-1 47 D’station Vantage GT8R
- ST-2 743 Honda R&D Challenge FL5
- ST-3 15 岡部自動車Z34
- ST-4 60 TEAM G/MOTION’GR86
- ST-5 88 村上モータースMAZDAロードスター
チェッカーは受けられなかったけど、
レースは終了出来たんだね
終盤は波乱があったけど、
長距離レースだとトラブルが出てしまうよね
次回は富士スピードウェイでの24時間レースだよ
楽しみに待っていよう
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