ニッサン・エクストレイル：e-POWERの電動パワーとタフで快適なSUVの魅力

2024年2月15日2024年5月8日

まさぴよ

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まさぴよ

e-POWERを搭載して、より力強くなったエクストレイルを取り上げるよ

ニッサン・エクストレイルとは？

今回は、日産の最新SUV「エクストレイル」について紹介したいと思います。エクストレイルは、日産の先進技術である「e-POWER」と「VCターボエンジン」、「e-4ORCE」を組み合わせることで、パワフルでスムーズな走りと低燃費を実現したSUVです。また、安全性や快適性も向上しており、日常生活からこだわりのアウトドアまで幅広いシーンに対応できます。

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エクストレイルのエクステリアデザイン

エクストレイルのエクステリアデザインは、タフで力強い印象と上質で洗練された印象をバランスよく表現しています。

ボディサイズは全長4660㎜、全幅1840㎜、全高1720㎜と、先代モデルとほぼ変わりませんが、ホイールベースは2705㎜と長くなり、室内空間や乗り心地にプラスに働いています1。

フロントマスクは、日産のアイデンティティであるVモーショングリルと、上下に分割された2階建てのヘッドランプが特徴です。グリルは立体的で精密なパターンが施され、日本の伝統工芸の「組み木」からインスピレーションを得たと言われています。

ヘッドランプは、上段にポジションランプとターンランプ、下段にメインランプを配置し、夜間には一体感のある光のシグネチャーを形成します。ターンランプは最上級グレードのG系にはシーケンシャル（連鎖点灯式）タイプが採用され、動きのある演出をします。

サイドビューは、ワイドなバンパーと張り出したリアフェンダーがタフな力強さを表現し、水平基調のベルトラインと傾斜したCピラーがスタイリッシュさを表現しています。ホイールは、G系が19インチ、その他が18インチのアルミホイールを装着しており、切削加工された骨太なスポークが走行性能を強調しています。ボディカラーは、単色系が7色、2トーン系が5色の計12色が用意されており、2トーン系のルーフカラーはすべてブラックになっています。

リアビューは、彫刻的で立体感のある造形が印象的です。リアコンビネーションランプは、無垢のインナーレンズに切子のような細かいパターンが施され、点灯時には奥行き感のある立体的で宝石のような光り輝きを見せます。リアゲートは、ハンドルを隠したスマートなデザインになっており、足元に足をかざすと自動で開閉するハンズフリーオートバックドアがオプションで装備されます。

エクストレイルのインテリアデザイン

エクストレイルのインテリアデザインは、SUVでありながらも、まるで高級ラウンジにいるようなプレミアム感あふれる上質な空間を追求しています。その中でも最大の特徴となるのは、ブリッジタイプのセンターコンソールです。

このコンソールは、精巧に施されたダブルステッチや、電気信号式のシフトレバーにより電動化の雰囲気を感じることができます。また、コンソール下にはティッシュボックスやひざ掛けなどが収納できるなど高い利便性も実現しています。

メーターパネルには12.3インチのフルTFTメーターが採用されており、ナビゲーションや運転支援システムの情報などを見やすく表示します。センターパネルにも9インチのディスプレイを配置し、スマートフォンとの連携や音楽再生などを操作できます。

シートは、水しぶきを浴びてもさっと拭き取れる防水シートや、高級感のあるナッパレザーシートなど、グレードによって異なる素材や色が用意されています。シートのデザインもエクストレイル専用で、オレンジのステッチや日本の伝統的な織物のパターンが施されています。シートのアレンジも自由自在で、セカンドシートはスライドやリクライニングが可能で、3列シート車ではサードシートも折りたたんで荷室スペースを拡大できます。

エクストレイルのインテリアデザインは、タフで力強いエクステリアデザインとは対照的に、上質で洗練された空間を演出しています。先進的な装備や快適なシートにより、ドライバーも乗員も満足できるインテリアと言えるでしょう。

スペック

エクストレイルは、全長4660mm、全幅1840mm、全高1720mmのボディサイズを持ち、ミディアムクラスのSUVとしてはコンパクトで取り回しやすいです。ホイールベースは2705mmで、室内空間の広さを確保しています。

エンジンは、日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」を採用しており、最高出力は144ps、最大トルクは25.5kgmを発揮します。このエンジンは、走行状況に応じて圧縮比を自動的に変化させることで、高出力と低燃費を両立させます。

圧縮比とは、エンジンのシリンダー内で燃料と空気が圧縮される比率のことで、高いほど燃費が良く、低いほど出力が高くなります。VCターボエンジンは、圧縮比を8:1から14:1まで変化させることができます。走行システムは、ガソリンエンジンが発電機として働き、モーターで駆動する電気自動車（EV）のシステム「e-POWER」を採用しており、バッテリーの充電に外部電源は不要で、ガソリンスタンドで給油するだけで走行できます。また、e-POWERは、モーターのみで走行するEV特有のスムーズな加速と静粛性を備えています。駆動方式は、前後のモーターとブレーキを制御することで、路面状況に応じて前後左右の駆動力を最適に制御する電気式4WDシステム「e-4ORCE」を搭載したフルタイム4WDと、通常の2WDを設定しています。

この車の最大の特徴は、e-POWERという革新的なパワートレインを搭載していることです。e-POWERとは、ガソリンエンジンで発電し、その電力でモーターを駆動させるシリーズハイブリッドシステムです。エンジンは走行に直接関与せず、発電専用となるため、燃費や静粛性に優れます。また、モーター駆動ならではのスムーズで力強い加速感や、アクセルオフでの強い回生ブレーキによるワンペダル感覚のドライビングを楽しむことができます。

燃費は、2WD車が19.7km/L、4WD車が18.4km/L（WLTCモード）と、SUVとしては優れた数値を示しています。

エクストレイルのe-POWERは、4WD車にはe-4ORCEと呼ばれる新しい4WDシステムも搭載しています。e-4ORCEは、前後に搭載した2基のモーターを繊細にコントロールすることで、車体の揺動を抑える制御を行います。

減速時は、通常のフロントモーターの回生ブレーキに加え、リアモーターの回生ブレーキも併せて活用することで車体の姿勢変化を抑制し、乗員の前後方向の揺れを減少させます。加速時や凹凸のある路面を通過する時には、モーターを最適にコントロールすることで車体姿勢の変化を抑えます。また、路面と車両の走行状況によってモーターの駆動力やブレーキをきめ細かくコントロールすることで、各タイヤの性能を引き出すことにより、ドライバーは最小限のステアリング操作で思い通りのコーナリングを楽しむことができます。

そして、雪道などの滑りやすい路面状況においても、高いライントレース性能を実現し、ドライバーはどのような路面状況においても、安心してドライブを楽しむことができます。

ニッサン・エクストレイルは、e-POWERとe-4ORCEという日産の最先端技術を搭載したSUVです。ガソリンエンジンとモーターの組み合わせによって、高い燃費性能と走行性能を両立させています。また、ドライブモードを切り替えることで、シーンや好みに応じて、加速・減速力を選択することができます。エクストレイルは、オンロードはもちろんオフロードにおいても、優れた走りを提供するSUVです。

サスペンション・タイヤサイズ

エクストレイルのサスペンションは、前輪がストラット式、後輪がマルチリンク式となっています。これにより、快適な乗り心地と安定したハンドリングを実現しています。また、e-4ORCEの制御により、前後の駆動力を最適に配分することで、路面状況に応じてトラクションを高めています。

エクストレイルのタイヤサイズは、グレードによって異なります。最上位のAUTECHグレードは、255/45R20のタイヤを装着しています。このタイヤは、ミシュランの「Primacy 4」で、高い静粛性と耐摩耗性を備えています。他のグレードは、235/55R19のタイヤを装着しています。このタイヤは、ハンコックの「Ventus S1 evo3 SUV」で、高いグリップ性能と低燃費性能を備えています。

また、18インチのタイヤを選択することもできます。このタイヤは、ファルケンの「ZIEX ZE310A ECORUN」で、優れたウェット性能と静粛性を備えています。

電子制御機能

エクストレイルには、多数の電子制御機能が搭載されています。その中でも特に注目すべきは、以下の3つです。

プロパイロット：

高速道路でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストする機能です。ナビゲーションシステムと連動して、カーブやジャンクションを把握し、スムースに曲がれるように車速をコントロールします。

e-4ORCE：

前後2基のモーターとブレーキを統合制御する電子制御4WDシステムです。AUTOモードでは、路面状況に応じて自動的に前後の駆動力を最適に配分します。SNOWモードでは、雪道や凍結路での走行をサポートします。OFF-ROADモードでは、悪路や砂地での走行をサポートします。SPORTモードでは、スポーティな走行をサポートします。
ABS（アンチロックブレーキシステム）＋EBD（電子制御制動力配分システム）：ブレーキング時にタイヤのロックを防ぎ、乗員数に応じて制動力を最適に前後配分する機能です。これにより、安定した制動性能を発揮します6。

価格

エクストレイルは、多彩なグレードを用意しており、用途や好みに合わせて選ぶことができます。グレードごとの価格は以下の通りです。

グレード	駆動方式	定員	価格
S	2WD	5名	3,510,100円
S e-4ORCE	4WD	5名	3,759,800円
X	2WD	5名	3,748,800円
X e-4ORCE	4WD	5名	4,049,100円
X e-4ORCE 3列シート車	4WD	7名	4,180,000円
X e-4ORCE エクストリーマーX	4WD	5名	4,401,100円
X e-4ORCE エクストリーマーX 3列シート車	4WD	7名	4,532,000円
G	2WD	5名	4,448,400円
G e-4ORCE	4WD	5名	4,748,700円
AUTECH	2WD	5名	4,448,000円
AUTECH e-4ORCE	4WD	5名	4,749,800円
AUTECH e-4ORCE 3列シート車	4WD	7名	4,880,700円
AUTECH Advanced Package	2WD	5名	5,029,200円
AUTECH e-4ORCE Advanced Package	4WD	5名	5,329,500円

エクストレイルの価格表

エクストレイルの価格は、319万円から532万円と、SUVとしてはリーズナブルな価格帯です。しかし、装備や性能は高級感があります。特に、e-4ORCE搭載車は、電気式4WDシステムによって、安定した走行性能と快適な乗り心地を提供します。

AUTECHグレード

エクストレイル AUTECHは、エクストレイルの中間グレードである「X」の4WD車をベースに、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がけた特別仕様車です。2列シートと3列シートの2種類があり、価格はそれぞれ420万5300円と504万6800円となっています1。

エクストレイル AUTECHの特徴は、上品さとタフさが融合したエクステリアと、ブラックとブルーのコントラストが美しいインテリアです。エクステリアは、水面のきらめきをモチーフにしたドットパターンのフロントグリルや、メタル調フィニッシュのフロントプロテクター、リヤプロテクター、ドアミラーなどが目を引きます。また、AUTECHブランドのアイコニックカラーであるブルーのシグネチャーLEDや、大径の20インチアルミホイールもスポーティさを演出しています。

インテリアは、ブラックレザーシートにブルーのステッチやAUTECH刺繍が施され、高級感と個性を表現しています。また、ブラック本革巻ステアリングや木目調のインストロアフィニッシャーなども上質な空間を演出しています。

Advanced Packageは、さらにBOSEパーソナルプラスサウンドシステムやパノラミックガラスルーフなどの快適装備が追加されています。

エクストリーマーX

エクストリーマーXは、エクストレイルの中間グレードである「X」の4WD車をベースに、日産のカスタマイズブランドであるオーテックが手がけた特別仕様車です。2列シートと3列シートの2種類があり、価格はそれぞれ4,401,100円と4,532,000円となっています。

エクストリーマーXの特徴は、ブラックアウトされた精悍な外観と、防水シートなどの実用的な内装です。フロントグリル、フロントアンダープロテクター、リヤアンダープロテクター、18インチアルミホイール、ルーフレール、ドアミラー、ドアハンドルなどがダークフィニッシャーで統一されており、タフでクールな印象を与えます。

また、防水シートは、汚れや水に強く、メンテナンスも簡単です。シートのデザインもエクストリーマーX専用で、オレンジのステッチがアクセントになっています2。

エクストリーマーXは、走行性能や安全装備にも優れています。e-POWERとe-4ORCEの組み合わせにより、力強くスムーズな加速と、安定した走行と快適な乗り心地を実現しています。また、プロパイロットやインテリジェントアラウンドビューモニターなどの先進の運転支援システムも搭載されており、ドライバーの負担を軽減します。

エクストリーマーXは、エクストレイルの魅力をさらに高めた特別仕様車です。

まとめ

日産・エクストレイルは、2022年7月にフルモデルチェンジされたSUVです。

この車は、日産の最新技術であるe-POWERとe-4ORCEを搭載し、高い走行性能と環境性能を両立しています。e-POWERは、ガソリンエンジンで発電し、その電力でモーターを駆動させるシリーズハイブリッドシステムで、燃費や静粛性に優れます。

e-4ORCEは、前後に搭載した2基のモーターを繊細にコントロールする電子制御4WDシステムで、安定した走行性能と快適な乗り心地を提供します。

また、安全性や快適性も向上しており、日常生活からこだわりのアウトドアまで幅広いシーンに対応できます。グレードは、S、X、G、AUTECHの4種類があり、価格は、約319万円から約532万円となっています。

エクストレイルは、最先端技術と快適空間が魅力のSUVとして、多くの人に愛されています。興味のある方は、ぜひ試乗してみてください。

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