モーターサイクルもハイブリッドの時代へ!
こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです
車につづきバイクもハイブリッド動力のモデルが発売されます
ハイブリッドとは?
日本のモーターサイクルメーカー・カワサキから発売が発表されたハイブリッドバイク「Z7 HYBRID」。
ハイブリッドバイクとはどのようなものなのか、まずは特徴をまとめましょう。
「ハイブリッドバイク」とは、
通常、内燃機関(ガソリンエンジンなど)と電動モーターの両方を搭載した自動車やオートバイのことを指します。これらの車両は、燃料と電力の両方を使用することで、燃費の向上や環境への影響の軽減を目指しています。
ハイブリッドのメリットは?
ハイブリッドバイクの主な特徴(メリット)は次のとおりです。
- 燃費向上: 電動モーターを搭載することで、低速や停車時などで内燃機関を停止でき、燃費を向上させることができます。
- 低排出ガス: 電動モーターを使用することで、排出ガスの削減が期待されます。特に低速域や都市部での使用時には、電動モードが優先されます。
- エネルギー回生: ブレーキング時や減速時に発生するエネルギーを回収し、電動モーターを通じて蓄電することができます。これにより、再利用可能なエネルギーの増加が期待されます。
- 静粛性: 電動モーターが駆動する際には、通常の内燃機関よりも静かでスムーズな駆動が可能です。
- 加速力: 電動モーターはトルクが早く発生するため、加速時において優れた性能を発揮することがあります。
燃費の向上のためには排気量はほどほどに、パワーを求めるなら排気量を増やす、とそれぞれのいいとこどりを目指した動力システムとなります。
ハイブリッドのデメリットは?
燃費と動力性能の両方とも向上させることを目的として開発されるハイブリッドシステム。魅力的ですが、デメリットはないのでしょうか。
- 複雑な機構とメンテナンスの難しさ: ハイブリッドバイクは内燃機関と電動モーター、そして制御システムなど複数の部品から成り立っています。これらの複雑な機構はメンテナンスが難しく、修理や保守が通常のバイクよりも高い技術力と経験を要求します。
- 重量の増加: ハイブリッドシステムには電動モーターとバッテリーが追加されるため、通常のガソリンエンジン搭載バイクに比べて重量が増加します。これが操縦性や取り回しに悪影響を与える可能性があります。
- 初期コストの高さ: ハイブリッドバイクは通常、内燃機関搭載のバイクよりも初期コストが高いです。これは、電動モーターとバッテリーの技術が高度であり、それに伴う製造コストがかかるためです。
- 有限な電動走行距離: ハイブリッドバイクの電動モードは通常短い距離で使用されます。バッテリー容量が限られているため、電動モードでの走行距離が制限されます。長距離の電動走行を求める場合、プラグインハイブリッドなど他の選択肢を検討する必要があります。
- バッテリーの寿命と交換コスト: ハイブリッドバイクのバッテリーは寿命があり、交換が必要になる場合があります。バッテリーの交換コストは高いため、これが所有コストに影響を与える可能性があります。
車でもシステムの複雑さと重量の大幅な増加、システムによる価格の高騰などユーザー目線でのデメリットが目立ちますね。とくにバイクだと重量を車格のバランスがむずかしいところです。
カワサキ・Z7 HYBRIDとは
さて、ハイブリッドシステムを搭載することの難しい点をクリアし、ついに内燃機関とモーターのハイブリッドシステム搭載バイクがカワサキから発売されるようになりました。まだ多くは公表されていませんが、発売されることが決まったカワサキ・Z7 HYBRIDを見ていきましょう。
Z7 Hybrid 国内導入予定のご案内 (kawasaki-motors.com)
エンジン・システム
まずは今回の目玉・ハイブリッドシステムについて見ていきましょう。
エンジンは451㏄ 水冷並列2気筒エンジンとなります。モーター出力のアシストがあるので排気量を落とすことに成功していますね。48Vバッテリーでモーターを駆動しモーターのみでの走行も可能となります。バッテリーはシート下に収められていますので、重量バランスもクリアしています。
カワサキが新型車「Z7ハイブリッド」を発表! 「Ninja7ハイブリッド」に続いてネイキッド版も登場 (autoby.jp)
トランスミッション
こちらはハンドルに装備されたシフボタンにより議事変速を行えるものとなります。通常はATですが、ライダーの意思に合わせてシフトチェンジを行えます。
カワサキが新型車「Z7ハイブリッド」を発表! 「Ninja7ハイブリッド」に続いてネイキッド版も登場 (autoby.jp)
メーター
メーターは、最近のカワサキ車で多く採用されているTFTフルカラーディスプレイが採用されていますね。
モードは「eco」「スポーツ」「EV」があり、駐車場での取り回しが楽になる「ウォークモード」、さらにモアパワーを使える「e-BOOST」とさまざまなモードが用意されているようですね。
まとめ
まだ発売が発表された段階で価格などもこれから公表されていきそうです。
EVバイクも販売されていますが、航続距離や充電などの問題があり、車と同様にハイブリッドシステムを搭載したことで環境にも配慮するモーターサイクルが増えるとよりたのしむことができますね。
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