日産・人気のスーパーハイトワゴン・ルークスをインプレする
こんにちは
ブログ管理人のまさぴよです
車検に車をだしたら、代車にルークスを借りてきたよ
人気のスライドドア付きの軽自動車だね
いつもと違う車だから、運転するの緊張したね
どんな車だったかレビューしてみよう
日産・スーパーハイトワゴン「ルークス」
今回は車検にだした代車として日産・「ルークス」を2日ほど借りていました。
日産の軽自動車で、人気のホンダ・NBOXとライバルになるスーパーハイトワゴンですね。借りたのは2023年にマイナーチェンジをする前の「Gターボ」となります。スペックを簡単におさらいしておきましょう。
ルークス・Gターボ(FF) | |
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サイズ (全長×全幅×全高mm) | 3395×1475×1780 |
排気量 (㏄) | 660 |
最大出力 (kW(PS)/rpm) | 47kW(64PS)/5600rpm |
最大トルク (N・m(kgf・m)/rpm) | 100N・m(10.2kgf・m)/2400~4000rpm |
モーター出力 (kW/rpm) | 2.0kW/1200rpm |
モータートルク (N・m/rpm) | 40N・m/100rpm |
WLTC燃費 (km/L) | 19.2 |
メーカー希望価格 (税込み) | 195万8000円 |
エンジン出力・トルクともに軽自動車のターボエンジンとしては他メーカーとおなじようなスペックですね。ルークスには、マイルドハイブリッドとしてモーターアシストがされます。スペックどおり、発進時にすこしアシストするだけなのであまり体感はできませんがエンジンのみにくらべるとスムーズな発進ができます。
ボディサイズも、軽スーパーハイトワゴンとして軽規格の最大全長×全幅に加えて身長よりもたかい全高により室内空間もひろく確保されています。
軽スーパーハイトワゴン・ルークスのレビュー
それでは、乗り心地や加速・室内空間についてレビューしていきましょう。
今回は代車でじっくり借りることができたので、市街地から高速まで乗ることができましたので両方の印象を書いていきますね。
エンジン・乗り心地
乗り心地・静粛性
乗り心地としては、やわらかめの足回りですね。住んでいる地域はすこり古い町並みがあることもあり、路面に小さい凸凹があるような道がおおいのですが、おおきい突き上げなどなくスムーズに衝撃を吸収していきます。
加速や減速については、やわらかい足回り+全高がたかいボディでも快適に乗れます。もう少し跳ねるのかと思っていたので快適に乗ることができました。交差点の右左折や道なりに曲がっていく際のロールはすこし大きめに出る印象です。速度域による乗り心地の差はあまりありませんが、路面状態により快適性がかわってしまうように感じました。
静粛性の面でも、不快なロードノイズが車内に侵入せずかなり静かです。ざらめ路面や路面の凸凹といった路面状況が変化していくなかでも車内がしずかで過ごしやすい空間でした。
高速道路を1時間近く走行することができましたが、速度域があがっても静かでした。路面がきれいなこともありますがエンジン音も侵入せず、長距離も快適に走行することができる環境ですね。
エンジン
乗り心地はかなり快適でしたので、エンジン出力の出方次第ではさらに快適になりそうですね。
信号停止からの発進では、低回転からでもモーターアシストにより車体が軽く感じるくらいに加速していきます。猛烈な加速感はありませんが、普通車などといっしょに走っていてもおくれることなく加速していくことができます。
0→60㎞/h加速ののタイムは計測していませんが、気づけば60㎞/hになっているといった印象です。アクセルの踏み方にもよりますが、加減速をくりかえすシーンでエンジン回転数が上下するときはすこしエンジンのうなり音がおおきかったです。軽自動車のエンジンスペックから考えると十分な低回転からの加速ですが、ほかのノイズが小さいためにどうしても気になってしまいました。
つづいては、高速道路での走行レビューといきましょう。
高速の合流では本線までに100㎞/hまで加速できますが、かなりエンジンがうなりました。64psのターボエンジンでもスーパーハイトワゴンのボディを加速するにはかなり力を使う必要があるようですね。走行中はプロパイロットのACCを使用し、100㎞/h程度で巡行していました。交通量がすくなくほぼ設定通りの走行ができる環境でした。100㎞/hでの巡行時、エンジン回転数はおよそ3000回転をすこし超える程度でした。ほぼ速度に変化がないとはいえ、3000回転程度で巡行ができるのでエンジンに余裕が感じられました。この回転数に変化がすくないとエンジンノイズもほとんどない状態です。高速道路で長距離を走る際も不安感なく走り続けることができそうです。
インテリア
エンジン出力はとくにおおきく不足していることもなく、乗り心地もしっかり衝撃を吸収することで快適なことがわかりました。移動中にすごす室内空間について見ていきましょう。
前席
運転するときに座ることになる前席から見ていきましょう。
メーターはスピードとタコメーターがアナログ2眼で設置され、アナログ2眼のあいだに各種インフォメーションを表示する液晶が設置されています。
全体的にコンパクトですが、ぱっとみたときにおよその速度がわかりやすいアナログスピードメーターが採用されています。1㎞/h単位での速度はわかりませんが、注視することもないので十分ですね。
液晶画面については、最近の自動車からするとやや小さめに感じました。燃費やプロパイロットの作動状況なども表示されますが、フォントも小さいので運転中にチラ見するときは見えにくいことがありそうです。
シートはすこし沈みますが、しっかり体をささえてくれるので運転中に座りなおすことがすくなく疲れもすくなかったです。あまり大きくはありませんが、体格とあっていたのでしょうね。
後席
後席は前後スライドとリクライニングが採用され、快適なポジションを得ることができます。
シートサイズも運転席とおなじくらいの大きさがありますので、小さくて困ることはなさそうです。後端へスライドすると足を投げ出せるくらいのスペースが確保できます。最前までスライドしても、手のひら一つ分くらいは確保できます。大人だと狭く感じますので、1ピッチ後ろまでが快適に過ごせる位置ですね。
フロントシートは左右ともにテーブルが装備されており、右側にはコンビニフックも用意されています。
おおきめのコップを入れてみましたが、しっかりと固定できました。
リアシートの左右にはドリンクホルダーと小物を入れるスペースがあります。こちらもドリンクホルダーがしっかり飲み物を固定してくれます。
軽自動車にはリアクーラーが装備されているものはありませんが、代わりにサーキュレーターが装備されています。
3段階の風量調整で、リアの環境も整えることができます。
まとめ
こんかいは代車という形で日産・ルークスを乗り回すことができました。街中での快適性もありながら、高速道路でもノイズレベルが低く快適に移動できる車でした。
軽自動車が進化していて、スーパーハイトワゴンの高速域の振動やノイズ・横風について心配でしたが、このレベルまで進化してしまうと積極的に選んでしまいますね。
大きな車にはない、小回り性能などこれからも利用する方が増えるかと思いますが、ファーストカーにしても問題と思いました。
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